「まだ、がむしゃらでもいいなと」、古川雄大インタビュー(下) | アイデアニュース

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「まだ、がむしゃらでもいいなと」、古川雄大インタビュー(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2018年5月22日

古川雄大さんインタビュー後半です。有料部分では、ほぼ毎年帝国劇場に出演されてきた古川さんに、帝国劇場初主演の思いなどについて伺いました。

古川雄大さん=撮影・岩村美佳

古川雄大さん=撮影・岩村美佳

――小池(修一郎)さんから言われたことで、響くことや印象に残っていることはありますか?

やはり、よく指摘されるのは声のトーンです。歌も台詞も、「もう少し明るく」と言われます。ベースをもっと明るい音質で歌うことと、台詞もと言われます。あとは細かい指導でしょうか。

――声を明るくというのは、先程おっしゃっていた希望を表現するところにも繋がってくる部分ですよね。

そうですね。あまり意識をせずに「声を、気持ちを明るく」というイメージでやっていても、やはり足りないんでしょうね。

――今回、新しい演出になることも、すごく楽しみですが、なにか教えて頂けることはありますか?

舞台セットは『レディ・ベス』のような感じで、ピアノの形をしているんです。意外と高さがあるので上も広く、高く使いながら、演出をつけていっています。

――じゃあ、見え方も大きく変わるということですね。

そうですね。リアルというよりは、よりファンタジックな世界観になるんじゃないでしょうか。

――巨大な立体的なセットということは、おそらく演じる方は結構大変ですよね。

そうなんですよね。多分舞台稽古からしか実際に使えないと思いますが、階段もかなり高さがあるんです。それをかなり使っているんですが、大丈夫なのであろうかと。結構動いていたりするので、公演が終わるころには太ももがパンパンになりそうです。その分、見え方はすごく素敵になるんじゃないかと思います。

――2階席の方とか嬉しそうですね。

そうかもしれないですね。

――全体的な演出はいかがですか?

セットが違うので、最初から違います。前の演出を経験していないので、具体的には細かくは言えないですが、今のセットで、先生が描く絵を、無駄なく、隙なく埋まっているかを組み立てている感じです。かなり新しいと思います。

<取材協力>

ヘアメイク:池上豪(NICOLASHKA)

スタイリスト:吉野誠

ケイスリー・ヘイフォード(三喜商事 03-3238-1385)

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、帝国劇場初主演についての思いなどを伺ったインタビュー後半の全文と写真を掲載しています。

<有料会員限定部分の小見出し>

■一番上に名前がきているのと、先輩が前にいてくれるのは、若干違いはあります

■帝国劇場、あのキャストの方々の中で最後にあいさつさせて頂くのは、とても重みがあります

■余裕はあった方がいい。ただ、まだ、この役をやる上で、がむしゃらでもいいなと

■より壮大に作っています。 “新・モーツァルト”を楽しみにして頂けたら

<ミュージカル『モーツァルト!』>
【東京公演】2018年5月26日(土)~6月28日(木) 帝国劇場
http://www.tohostage.com/mozart/
【大阪公演】2018年7月5日(木)~7月18日(水) 梅田芸術劇場メインホール
http://www.umegei.com/mozart2018/
【愛知公演】2018年8月1日(水)~8月19日(日) 御園座
http://www.misonoza.co.jp/lineup/month8.html

<関連リンク>
古川雄大音楽・FCサイト
http://music.furukawa-yuta.info
古川雄大オフィシャルサイト
https://ameblo.jp/furukawayuta
古川雄大Twitter
https://twitter.com/yuta_f_staff
古川雄大スタッフ(公式) Twitter
https://twitter.com/furukawa_staff

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古川雄大さん=撮影・岩村美佳

古川雄大さん=撮影・岩村美佳

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. うにうに より:

    先日観劇しに行きました。観劇後記事を再び読んで…ヴォルフはピュアでどこか寂しく感じると仰ってましたが、古川さんのヴォルフはまさにそのようでした。これからどう変化していくか楽しみでなりません!

  2. Ako より:

    帝劇初主演おめでとうございます!帝劇、梅芸、御園座と観に行かせていただきます!もうすぐ古川さんのヴォルフガングにお逢いできると思うと楽しみでなりません。お身体大切に御園座大千秋楽まで頑張ってください。

  3. はっち より:

    後編も素敵な記事とお写真、ありがとうございます。
    神の子としてでなく、ひとりの人間としてのモーツァルトを、新しいセットで見られると思うと、期待しかありません!
    新キャスト、新曲、新演出、まったく新しいモーツァルト!楽しみです。

  4. レモン より:

    こちらも貴重なインタビューと麗しいお写真ありがとうございます^^
    ほぼ毎年帝劇に出演されているというのは本当にすごいことですし、やはり特別なものをお持ちの上、より高みを目指される古川さんだからこそ、成し得てこられたのだなぁと思います。今回は帝劇初主演でプレッシャーもおありかと思いますが、心から応援しています!ファンタジックで壮大な世界観の「新・モーツァルト!」を楽しみにしています。

  5. ゆかなママ より:

    いつも素敵なインタビューと写真ありがとうございます。初日を終えた感想も是非お願いいたします。
    古川くんの描くヴォルフガング・モーツァルトを楽しみにしています。

  6. TOMOKO より:

    今回初めてモーツァルト!を観に行きます。
    私の中で若干あるクラッシック音楽に対しての苦手意識が、この作品によって緩和されたらある意味革命かなと、思っています。

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