ラジオ番組をめぐるシチュエーションコメディーの舞台『ジーザス・クライスト・レディオスター』が、2018年12月12日(水)、紀伊國屋ホールで開幕します。この舞台に、ディレクター役で出演する染谷俊之さんのオフィシャルインタビューが届きましたので、一部をご紹介します。
Q. 本作は、生放送のラジオの特番のオンエア直前になっても現れないカリスマDJ・ジーザスの穴を埋めるため、人々が奔走する姿を描きますが、染谷さんも、ラジオやテレビの生放送やお芝居の本番で、ピンチに陥った経験はありますか?
A. いっぱいあります!衣装を忘れて、本番が始まるってなった時に、30分前に衣装を取りに帰った人もいますし、本番30分前に役者が来ていないということもありました。あと、楽屋でベテランさんと話していたら、モニターが無音になったんですよ。なんの間だろうなと思ったら、「あれ、ここ出てるシーンじゃないですか?」みたいな時もありました(笑)。
Q. 染谷さんは基本はラジオに出演する側の方ですが、ディレクター役をやって、改めて考えさられたことはあるのでしょうか?
A. 当たり前ですけれど、僕の番組もありますけれど、僕だけでなく、色んなスタッフの方がいて、「皆で作るものだな」と思います。
Q. 本作は、リスナーと電話で生放送で話すラジオ番組のリスクや、中島早貴さんが演じる新米ADなどを通じて、ラジオの魅力も描かれていますが、染谷さんにとってラジオとはどのような存在ですか?
A. 距離が近い感じがします。リスナー側は、お手紙が読まれるかなというドキドキ感があり、やっている側は、読んでその感想を言ったりだとか、お芝居の感想などを頂けたりなどして、顔は見えないけれど、一緒にいるような感覚があります。
Q. 染谷さんにとって、演劇の魅力はどこにありますか?
A. 作品にもよるんですけれど、舞台って、舞台上で起きていることを覗き見ているような感覚だと思うんです。だから、その場にいるような感覚を味わえるのではないかと思っています。非日常や臨場感を味わえるのが魅力だと思います。
Q. 特に注目してもらいたい部分はありますか?
A. 僕の役は、番組のスタッフ側で、色々と翻弄される側なんですが、面白くて人間力の高い役者さんたちが、濃いキャラクターを演じていて、どんどん(ラジオのスタジオに)入ってくるんですよ。それが面白くて。僕の役の見どころは、翻弄されながらも、いつのまにかキャプテンになっていく姿です。
Q. 読者の皆さんにメッセージをお願いします。
A. 本当に笑える作品なので、2018年最後に思いっきり笑っていただければと思いますし、お笑いだけでなく、役それぞれが成長する作品なので、演劇としても楽しめると思います。絶対後悔しないと思うので、ぜひ観に来ていただけたらと思います。
<舞台『ジーザス・クライスト・レディオスター』>
【東京公演】2018年12月12日(水)~12月24日(月・祝) 紀伊國屋ホール
原作・演出:西田大輔
脚色:家城啓之
出演:板倉俊之(インパルス)、染谷俊之、八木将康(劇団EXILE)、中島早貴、安川純平、宮平安春、小槙まこ
大地洋輔(ダイノジ) / 小野寺ずる、肘井美佳、辻本耕志 / 山崎樹範
声の出演:清水らら、藤田晋之介(Wキャスト)、薮内大河(Wキャスト)
<関連サイト>
『ジーザス・クライスト・レディオスター』 公式サイト
https://www.mmj-pro.co.jp/jesus-christ-radiostar/
『ジーザス・クライスト・レディオスター』 公式 twitter
https://twitter.com/jesus_radiostar
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