秘密の友達になったヤギとオオカミは…音楽劇『あらしのよるに』、2021年8月に再演 | アイデアニュース

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秘密の友達になったヤギとオオカミは…音楽劇『あらしのよるに』、2021年8月に再演

筆者: アイデアニュース編集部 更新日: 2021年1月22日

秘密の友達になったヤギとオオカミを描いた きむらゆういちさんの絵本「あらしのよるに」(講談社刊)を原作にした日生劇場ファミリーフェスティヴァル2021 音楽劇『あらしのよるに』が、2021年8月28日(土)と8月29日(日)に日生劇場で上演されます(全4回公演)。出演は、渡部豪太、北浦愛、大森博史、平田敦子、川合ロン、木原浩太 、北川結、ほかのみなさん。脚本・演出は立山ひろみさん、音楽は鈴木光介さん(時々自動)、振付は山田うんさんが担当します。この作品は、友だちの大切さや相手を思いやる美しい心を描いた名作絵本を原作として2019年8 月に初演された作品で、2年ぶりの上演となる今回は、初演に続いてヤギと友達になるオオカミのガブ役は渡部さん、オオカミのリーダーのギロ役は大森さん、おばさんヤギ役は平田さんが担当。オオカミと友達になるヤギのメイ役は、映画「誰も知らない」(2004年)でデビューし、映像や舞台で活動している北浦愛さんが務めます。

音楽劇『あらしのよるに』2019年公演より=撮影・青木司
音楽劇『あらしのよるに』2019年公演より=撮影・青木司

<ストーリー>
ある嵐の夜、ヤギのメイとオオカミのガブは避難した山小屋で偶然出会い、互いの正体に気づかないまま言葉を交わします。翌日「あらしのよるに」を合言葉に再会した二人は、正体に驚きながらも秘密の友達になります。しかしその関係は群れの仲間に見つかってしまいました。群れよりも友情を選んだ二人は、仲間から離れ、仲良く暮らせるみどりの森を求め、遠く雪山の向こうを目指して旅立ちます…。

[左から] 渡部豪太さん、北浦愛さん、大森博史さん、平田敦子さん
[左から] 渡部豪太さん、北浦愛さん、大森博史さん、平田敦子さん

<キャストコメント>

渡部豪太さん(ガブ役):
初演時には沢山の子ども達がじーっと、僕たちが創った演劇を見つめてくれていたのがとても嬉しかったです。みんなガブとメイを応援してくれてありがとう!音楽劇『あらしのよるに』を通じてまた新しく沢山の友だちに会えることが嬉しくてたまりません!今年の夏は元気な皆に会えますように!!

北浦愛さん(メイ役):
『あらしのよるに』を読んだとき、私には思い出す友達がいます。育った場所も環境も全く違うのに、いつも私の一番の理解者で、きっと私よりも私のことを知っている人です。ガブとメイの世界でたった一つの特別な友情が観ている人に伝わるように、この舞台を観る方が特別な友達を思い出せるように、この作品が特別な思い出になるように、丁寧に作っていきたいと思います。

大森博史さん(ギロ役):
この物語の感動、素敵さが子ども達に伝わる様に一生懸命演じたいです。私の役ギロは怖さ、権力、差別、偏見が必要に思われます。そして子ども達に面白く観てもらう為には、ギロは愉快なキャラクターが良いと思います。偉そうで怖く、愉快なキャラクターを作って子ども達にこのお話の素晴らしい魅力を伝えたいと思います。子ども達!友達を大事にしよう!優しい気持ちがあれば何でも大丈夫!

平田敦子さん(おばさんヤギ役):
子ども達が観に来てくださるお芝居の時は、普段は荒んでいる自分が少しだけ優しくなる気がします。2 年前の『あらしのよるに』初演の時もそうでした。お客様から優しさや純粋さをいっぱいいただいて素敵な作品になりました。今これを書いているのは 1 月です。お芝居が上演される頃に世界がどうなっているのかは分かりません。今はただ、2 年前と同じように子ども達を連れて安心して劇場に来ていただける日に少しでも近づいている事を願っています。

音楽劇『あらしのよるに』2019年公演より=撮影・青木司
音楽劇『あらしのよるに』2019年公演より=撮影・青木司

<日生劇場ファミリーフェスティヴァル2021 音楽劇『あらしのよるに』>
【東京公演】2021年8月28日(土)~8月29日(日)(全4回公演) 日生劇場
公式サイト
https://www.nissaytheatre.or.jp/schedule/famifes2021arashi/

<キャスト>
ガブ:渡部豪太 / メイ:北浦愛
ギロ:大森博史 / おばさんヤギ:平田敦子
バリー:川合ロン / タプ:木原浩太 / ミィ:北川結
飯嶋あやめ、小山まさし、酒井直之、島田惇平、滝本直子、笘篠ひとみ、長谷川暢、平山トオル、古川和佳奈、三田瑶子、山口将太朗、山﨑まゆ子、山根海音

<演奏>
鈴木光介(tp)、砂川 佳代子(cl)、関根 真理(per)、高橋 牧(acco)、日高 和子(sax)

<スタッフ>
原作:きむらゆういち「あらしのよるに」(講談社刊)
脚本・演出:立山ひろみ
音楽:鈴木光介(時々自動) / 振付:山田うん
美術:池田ともゆき / 照明:齋藤茂男 / 衣裳:太田雅公 / ヘアメイク:橘房図
音響:島猛 / 演出助手:神野真理亜 / 舞台監督:八木清市

<関連リンク>
日生劇場ファミリーフェスティヴァル公式サイト
https://famifes.nissaytheatre.or.jp/

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