フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創った『フェードル』が、2021年1月8日(金)から東京のBunkamuraシアターコクーンで、1月30日(土)から石川県の金沢市文化ホールで、2月6日(土)から愛知県の刈谷市総合文化センターで、2月11日(木・祝)から兵庫県立芸術文化センターで、2月20日(土)から静岡県の三島市民文化会館で上演されます。主人公・フェードル役は大竹しのぶ、フェードルが恋い焦がれる義理の息子・イッポリット役は林遣都、さらに、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子のみなさんが出演します。演出は、栗山民也さんです。
『フェードル』は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげ、1677年にブルゴーニュ座で初演した17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品。悲劇へと向かう女性の姿を描く美しく輝く台詞、神話的世界をもとに表現した抵抗しがたい破滅的激情など、演劇の醍醐味を堪能できる要素が凝縮されており、フランスの哲学者ヴォルテールをして「人間精神を扱った最高傑作」と言わしめた歴史的名作です。
<ストーリー>
舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(谷田歩)を探すため息子イッポリット(林遣都)は国を出ようとしていた。一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因をききだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝く継子イッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(瀬戸さおり)。イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。そんな中、テゼが突然帰還して…
<『フェードル』>
【東京公演】2021年1月8日(金)~1月26日(火) Bunkamuraシアターコクーン
チケット発売日:2020年12月19日(土)10:00~
チケット料金:S 12,000円 コクーンシート 6,000円(全席指定・税込み)
問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
【金沢公演】2021年1月30日(土)~1月31日(日) 金沢市文化ホール
【愛知公演】2021年2月6日(土)~2月7日(日) 刈谷市総合文化センター
【兵庫公演】2021年2月11日(木・祝)~2月14日(日) 兵庫県立芸術文化センター
【静岡公演】2021年2月20日(土)~21日(日) 三島市民文化会館
※地方公演の詳細については後日公式ホームページで掲載予定
公式ホームページ
https://www.phedre.jp/
【作】ジャン・ラシーヌ
【翻訳】岩切正一郎
【演出】栗山民也
【出演】大竹しのぶ、林遣都、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子
【主催・製作】テレビ朝日、産経新聞社、サンライズプロモーション東京
<過去初演時データ>
2017年4月8日(土)~30日(日) Bunkamuraシアターコクーン 他
『フェードル』
【作】ジャン・ラシーヌ
【演出】栗山民也
【出演】大竹しのぶ、平岳大、門脇麦、谷田歩、斉藤まりえ、藤井咲有里、キムラ緑子、今井清隆
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