「特急で」、『グッド・イブニング・スクール』オレノグラフィティ インタビュー(上) | アイデアニュース

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「特急で」、『グッド・イブニング・スクール』オレノグラフィティ インタビュー(上)

筆者: 達花和月 更新日: 2020年12月14日

2020年12月17日(木)から12月20日(日)まで、本多劇場で上演されるミュージカル『グッド・イブニング・スクール』に、音楽担当・出演で参加するオレノグラフィティさんにインタビューしました。このミュージカルは、原田優一さん、オレノグラフィティさん、小柳 心さん、鯨井康介さんの4人による新プロジェクト「PAT Company」初の作品。出演は、横田龍儀、中井智彦、黒沢ともよ、谷口ゆうな、オレノグラフィティ、小柳 心、鯨井康介、コング桑田のみなさん。演出は原田優一さん、音楽はオレノグラフィティさん、脚本は小柳 心さん、プロデューサーは鯨井康介さんです。

オレノグラフィティさん=撮影・NORI
オレノグラフィティさん=撮影・NORI

<ミュージカル『グッド・イブニング・スクール』ストーリー>
『生まれてから20年頑張れば、その後の80年順風満帆に過ごせる』。父からの厳格な教えを受けて育った若林(横田龍儀)は、父の教えの通り二十歳まで必死に生きた。そして父と同じ職である教師を目指し、名門進学校の教師となった。そこで出会った同僚の真田(黒沢ともよ)に淡い恋心を抱き、まさに順風満帆の第一歩を踏み出したのだが、ひとつだけ問題点が。「生徒が全員、年上だったのです」。赴任したのは有名進学校の中にある、定時制夜間クラス。通っているのは若林よりも年上で、一癖も二癖もある生徒たち。若林はそんな生徒たちに翻弄されるのだが、父に顔向け出来るよう教師の威厳を持って何とか生徒たちと対峙しようと試みる。努力が実って生徒の信頼を獲得した若林は、クラス評価を上げることに成功する。クラスがまとまり、若林も教師としての矜恃を持てたかに思えたその時、ふと電話がなった。その電話で若林が伝えられた事とは―――。

――「PAT Company」結成の経緯は?

今年(2020年)6月、小柳 心さんのYouTubeチャンネルに出演していた鯨井くんからLINEで、「小柳 心さんのYouTubeチャンネルやってるから、いまから出ない?」みたいな感じで呼ばれたんです。繋いでみたら原田優一さんもいらっしゃって、鯨井くんが「会わせたかったんだ。みんな僕の友達なんだ」みたいなことを言って、「この4人で何か舞台を創りたい」という話になったんです。僕は鯨井くんのことは全面的に信用していて、彼が面白いって言う人たちはきっと面白いし、彼が優しいと言う人はきっと優しい人だと思っているので、「ぜひやりましょう」って言ったら、「ちょっと電話するわ!」って電話したのがマーベラスさんだったらしくて。1週間後にマーベラスさんにみんなで行ったら「面白いからやっちゃいなよ」って言って下さって、「じゃあ、お願いします!」っていうのが配信のきっかけです。鯨井くんの速度が早すぎて、事情を知らされないまま新幹線に乗せられて気がついたら九州、みたいな感じ(笑)。

――新幹線並みのスピード感ですね。

僕は、わりと人見知りなんですけど、「なんだこれは!」って夢でも見てるんじゃなかろうかという感じでした。第1回目の放送の後に鯨井くんが「コロナ禍でお芝居が創れない状況だけどお芝居を創りたい。その布石を今、打っておきたい」と。「いつか必ずこの夜は明けるから、その日のために今できることをしたい」というお話をされたんです。その言葉があったので、第2回目からは、特急には乗っているけれど、目的地はわかっているから楽しいねという状況になりました。

――ユニット名は「PAT Company」という社名になり、ロゴ、社歌と進んで行きました。

ガワから入りたい、形から始まる人間が多かったんでしょうね。「バンドメンバー求む! 当方ベース」みたいなので集まった感覚があって、「ヨシ! 稽古やろうぜ」「イヤ、その前にバンド名決めようよ!」みたいな(笑)。劇場を押さえたら最初にチラシが要るからロゴを決めて、配信するから「オープニング曲創ってください」となったのは、第6回ぐらいの配信でした。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、ミュージカル『グッド・イブニング・スクール』が本多劇場で上演されることになった経緯や、鯨井さん、小柳さん、原田さんについてのお話などインタビュー前半で伺った内容の全文と写真を掲載しています。12月15日(火)掲載予定のインタビュー「下」では、稽古の様子などについてやミュージカルの楽曲を創ることについてのお話のほか、「劇団鹿殺し」卒業や新宿梁山泊『唐版 犬狼都市』出演などについても伺ったインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■本多劇場から「スピード感にしびれました」とお声がけをいただいて

■煮詰めている段階のプロットは配信できないので、別に講座をと

■鯨井くんは天真爛漫だけど頭のいい方。どこまで狙っていたのか

■小柳さんはオードリーの春日という感じ、原田さんは底が知れないタイプ

<ミュージカル『グッド・イブニング・スクール』>
【東京公演】2020年12月17日(木) ~ 12月20日(日) 本多劇場
公式サイト
https://www.marv.jp/special/pat_company/

<関連リンク>
PAT Company 公式 Twitter
https://twitter.com/stage_project_4
PAT Company 公式 YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCoezmdJTc9zQhm3H4b5JYkg
オレノグラフィティ公式 Web サイト
http://orenograffiti.com/
オレノグラフィティ Twitter
https://twitter.com/oreno_g

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オレノグラフィティさん=撮影・NORI
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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いをきっかけとして演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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