三次元の肉体を持ちながら四次元世界に干渉できるように進化した新人類”4Dimetor”たちを描く舞台、エン*ゲキ #05『-4D-imetor』(フォーディメーター)が、2021年8月5日(木)から8月15日(日)まで東京の紀伊國屋ホールで、2021年8月28日(土)から8月29日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールで上演されます。出演は、生駒里奈、池田純矢、村田充、松島庄汰、田村心、新子景視、藤澤アニキ、北村海、町田尚規、松本城太郎、前田りょうが、春本ヒロ、阿南健治のみなさんです。
<エン*ゲキ #05『-4D-imetor』ストーリー>
私設研究機関「渡来超能力研究所」の所長・渡来暦は世間からオカルトマニアの変人と噂されながらも、超能力の解明に明け暮れていた。ある日、研究所の壁面からまるでテレポーテーションのように突如出現する記憶を失った謎の少女・ノア。ルーツを辿る唯一の手がかりは「ノア、必ず帰ってこい。渡来超能力研究所で待つ」と書かれた血まみれのメモ。時を同じくして、首相官邸ではテロ組織が超能力でも無ければ不可能な手口で総理を人質にとり、立て籠もるという事件が発生。渡来は、ノアやテロ組織ら超能力者を、三次元の肉体を持ちながら四次元世界に干渉できるように進化した新人類”4Dimetor”と推論し、事件の真相を追う。一方、政府の「国立研究所」では何やら不穏な気配が立ち込めていた。失われた記憶、血まみれのメモ、テロ組織の目的、国立研究所の闇…あらゆる謎が、パズルのピースを埋めるように次々と解き明かされていく。「さあ、好奇心の扉をあけよう!」
<作・演出:池田純矢さんのコメント>
昨年の公演中止から一年が経ち、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。未だ先の見えない荒波の中ではありますが、演劇が生まれて数百年…きっと今以上の危機があったのだと思います。それでも脈々と受け継がれてきた意思は、これから先も繋がっていくのだと思います。先人達が遺してくれた想いを次の世代へと繋げていく。それが我々の意思であり、願いです。舞台演劇の性質上、お客様には決して安くはないチケット代を頂き、その日その時その場所に足を運んで頂かなければならない。それは簡単な事ではないと改めて感じます。だからこそ、意味がある時間を、人生において大切な瞬間を過ごして頂く為、持ちうる全ての力でおもてなしする事を約束します。どんな暗闇からでも光を見出すことはできる。演劇には、人間には、そんな力があると信じています。様々な物が変わりゆくこの時代ですが、演劇を続けていく覚悟と信念は変わりません。どうか、共に紡いで下さい。皆様のお力をお貸し下さい。今夏、笑顔でお会いできますように。
<エンゲキ#05『-4D-imetor』>
【東京公演】2021年8月5日(木)~8月15日(日) 紀伊國屋ホール
【大阪公演】2021年8月28日(土)~8月29日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール
公式サイト
https://enxgeki.com/
<出演>
生駒里奈 池田純矢
村田充 松島庄汰 田村心 新子景視
藤澤アニキ 北村海 町田尚規 松本城太郎 前田りょうが 春本ヒロ
阿南健治
<スタッフなど>
作・演出:池田純矢
音楽:和田俊輔
美術:根来美咲
照明:榊原大輔
音響:井上直裕
衣裳:八重樫伸登
ヘアメイク:古橋香奈子、成谷充未
イリュージョン監修:新子景視
演出助手:荻原秋裕
宣伝写真:京介
宣伝美術:田中ユウコ
webデザイン:蘭わかば
ライター:横川良明
キャスティング:杉山麻衣
制作協力:設楽敬子、鉄炮塚亜希
共同プロデュース:山田泰彦、北村友香理
プロデュース:森脇直人
宣伝:ディップス・プラネット
票券:サンライズプロモーション大阪
<関連リンク>
公式Twitter:
https://twitter.com/enxgeki
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