2022年に劇団創立100周年を迎えるOSK日本歌劇団の公演、レビュー夏のおどり『STARt』が、2021年8月5日(木)から8月8日(日)まで、東京の新橋演舞場で上演されます。2021年4月にOSK日本歌劇団の新トップスターに就任した楊琳(やん・りん)さんの「新トップスターお披露目公演」です。7月12日には、楊琳さんと、娘役トップスターの舞美りらさん、千咲えみさんらが出席して製作発表が行われました。当日の様子の一部をアイデアニュース独自撮影の動画で紹介します。
<楊 琳(やん りん)>
OSK 日本歌劇団 新トップスター。群を抜いたダンス力と華やかな容姿が魅力的な男役スター。66年ぶりに OSK 日本歌劇団が大阪松竹座で行った2004年「レビュー春のおどり」に圧倒され、07年に OSK 日本歌劇団に入団。観た者の心を揺さぶる、豊かな表現力で観客を魅了し、16年11月・12月『ROMEO&JULIET』(大阪・近鉄アート館/東京・銀座博品館劇場)で、初めて主演を務めた。ニヒルな悪役から正統派まで役柄は広く、18年12月~19年1月の『円卓の騎士』(大阪・近鉄アート館/東京・博品館劇場)で主演のアーサー王、3月『新撰組』(大阪・近鉄アート館)では主演の土方歳三を演じた。19年7月「OSK SAKURA NIGHT」(京都・南座)の『夢みていよう』に特別出演し、劇団を超えたサクラ大戦の声優陣とのコラボ公演を成功に導いた。また、20年2月・12月『愛と死のローマ~シーザーとクレオパトラ~』(大阪・近鉄アート館)では圧倒的なカリスマ性を持つシーザーを熱演し好評を博した。そしてこの度、4月に OSK 日本歌劇団のトップスターに就任。劇団創立100周年に向け、新時代のOSK を牽引する。
新たな幕開けの「START」と、輝かしい「STAR」と、魅力的なステージに必要な「ART」の想いを込めた『STARt』は、洋舞レビューの2幕です。
<Act-1>
スタイリッシュに洗練された、心が躍るダンスシーンの数々。1幕ラストのコンテンポラリーダンスは圧巻!! 第1幕は、ブラックな世界にゴールドの衣裳に身を包んだ楊が登場し、朝まで歌い踊る「Club Art」のシーンで幕が開きます。大人な魅力溢れる情熱的なダンスシーンや、娘役ユニットとしてかつて存在した“チェリーガールズ”にインスパイアされた楽曲も登場するなど見所満載のオープニングです。続いて、新トップスターの楊に2021年3月をもってトップスターから特別専科に勇退した桐生麻耶がバトンをたくします。『STORM of APPLAUSE』で強烈な印象を残した「運命」の場面をオマージュした新しいエネルギッシュなダンスシーンもご注目ください。更には、楊が“三枚目”役を演じる、ストーリー仕立てのコミカルなシーンも見どころの1つです。スーパーマンに憧れる、さえないサラリーマンを楊が豊かな表現力で演じます。斬新な音楽に乗せて、平澤演出らしい踊りだしたくなるハッピーな場面をご堪能ください。 そして1幕のラストは、OSK がこれまでに挑戦したことのないコンテンポラリーダンスをレビュー作品立てに昇華し、圧巻の群舞でご披露します。心が澄まされる美しいメロディーと共に神秘的な雰囲気をお楽しみください。
<Act-2>
新時代の門出を祝う、豪華絢爛なレビューショー。“ダンスの OSK”の伝統を受け継ぎ、100年に向け歩みだす! 第2幕は幕開きから、OSK のこれまでの歩みや 100 年への想いを大コーラスで届けます。歌劇団の儚さ、強さ、更には先人たちが繋いできたバトンを次世代へ繋ぐ覚悟など、様々な想いが込められたこの作品は、これまで応援してきたファンの方々はもちろん、はじめてご覧になるお客様、全ての方にご覧いただきたい1曲となりました。次にお届けするのは、耳馴染みあるナンバーで繋ぐミュージカルメドレーです。一糸乱れぬラインダンスや息のあったデュエットダンスなど、数々の場面を個性豊かにお魅せいたします。レビューらしい疾走感溢れるステージをお楽しみください。他にも、楊を中心に若手男役達と歌い踊るクールなナンバー、レビューの定番・黒燕尾の群舞から始まる美しいフィナーレは、100年の歴史の重みと新時代への希望に満ちたステージです。濃密な90分をご覧ください。
そして最後に、1930年の大阪松竹座『春のおどり さくら』で初お披露目され、SKD でも歌われた劇団のテーマ曲「桜咲く国」を、今回も“桜パラソル”の愛称で知られる傘を使用したフォーメーションで、劇場をひとつにいたします。100年の歴史の重みと新時代への希望に満ちた煌めくステージをご堪能ください。
<OSK日本歌劇団とは>
大阪松竹座の開場に合わせ、新たなジャンルの興行を模索していた松竹創業者・白井松次郎により、1922年4月に「松竹楽劇部」として大阪に誕生しました。その後、宝塚歌劇団・姉妹劇団の松竹歌劇団(SKD/1928~96)と共に日本三大少女歌劇のひとつとして日本のレビュー文化を牽引し、笠置シヅ子、京マチ子、秋月恵美子らスターを輩出しました。なかでもスピード感溢れるラインダンスは“ロケット”とも称され、「ダンスの OSK」の象徴として、いまに受け継がれています。時代の移り変わりにより 2003年5月には一時解散の危機に直面するも、劇団員達は「OSK 存続の会」を立ち上げて活動を続けました。街頭での署名運動など努力を重ね、市民劇団として見事復活を果たし、2004年には66年ぶりに大阪松竹座にて「春のおどり」を上演。公演は大成功をおさめ、OSKの再生を高らかに宣言しました。以降各地で公演を行い、2013年4月には日生劇場で東京公演を実施、翌2014年8月に新橋演舞場で待望の初公演「レビュー 夏のおどり」を上演。OSK日本歌劇団は、脈々と受け継がれてきた伝統を守りつつ、来年に控える劇団創立100周年(2022年)に向かい躍進を続けています。
<OSK日本歌劇団 レビュー夏のおどり『STARt』>
【東京公演】2021年8月5日(木)~8月8日(日) 新橋演舞場
〒104-0061 東京都中央区銀座 6-18-2/03-3541-2600
地下鉄「東銀座」「築地市場」駅下車
公式ページ:
https://www.osk-revue.com/2021/06/28/natsu-no-odori-3.html
<出演者>
※入団年別・五十音順
楊琳、舞美りら、千咲えみ、白藤麗華、虹架路万、愛瀬光、城月れい、華月奏、遥花ここ、栞さな、実花もも、翼和希、穂香めぐみ、天輝レオ、登堂結斗、壱弥ゆう、椿りょう、羽那舞、唯城ありす、柚咲ふう、琴海沙羅、蘭ちさと、凜華あい、有絢まこ、純果こころ、瀧登有真、知颯かなで、翔馬かいと、空良玲澄、璃音あかり
(97期初舞台生)碧輝来、華蓮いろは、柊湖春、美丘さくら、南星杜有
(特別専科)桐生麻耶、朝香櫻子
<スタッフ>
作・演出・振付:平澤智
音楽:斉藤恒芳、岩崎廉、竹内聡、湖東ひとみ
振付:KAORIalive、SHUN、中山菜
美術:松井るみ
照明:石原直盛
音響:湯浅典幸
衣裳:松竹衣裳
振付助手:Naomi
歌唱指導:斉藤亜子
舞台監督:出口勇作
制作:松竹株式会社、OSK 日本歌劇団
製作:松竹株式会社
<チケット>
S席(1・2階)9,500円 A席(3階)5,000円
チケット Web 松竹(24 時間受付):
https://www1.ticket-web-shochiku.com/t/
チケットぴあ:0570-02-9999 [P コード 505-701]
https://t.pia.jp/
ローソンチケット:[L コード 33444]
https://l-tike.com/
イープラス
https://eplus.jp/
CN プレイガイド 0570-08-9999
https://www.cnplayguide.com//
松竹ホームページ
https://www.shochiku.co.jp/
お問合せ先:
チケットホン松竹 0570-000-489(10:00~17:00)
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