“森”を舞台に『赤ずきん』『シンデレラ』『ジャックと豆の木』『塔の上のラプンツェル』の登場人物たちが交錯する物語、ミュージカル『INTO THE WOODS』が、2022年1月11日(火)から1月31日(月)まで東京の日生劇場 で、2022年2月6日(日)から2月13日(日)まで大阪の梅田芸術劇場メインホールで上演されます。出演は、羽野晶紀、古川琴音、毬谷友子、湖月わたる、朝海ひかる、廣瀬友祐、花王おさむ、福士誠治、あめくみちこ、鈴木玲奈、福井貴一、渡辺大知、瀧内公美、望海風斗、麻実れいのみなさんです。
<あらすじ>
長年子供を授からないパン屋の夫婦は、その理由が魔女の呪いのせいだと知ります。魔女から、呪いを解くために必要な、おとぎ話の主人公たちが持つ4 つのアイテム、“ミルクのように白い牝牛”(ジャックと豆の木)、“血のように赤い頭巾”(赤ずきん)、“トウモロコシのように黄色い髪”(塔の上のラプンツェル)、“黄金に輝く靴”(シンデレラ)を持ち帰るよう告げられます。2 人は子どもを授かりたい一心で、森の奥深くへ足を踏み入れますがー。望みを叶えるために、困難に立ち向かいながら進んでいく物語の根底には、誰もが知る“おとぎ話”からはかけ離れた、人間の本質を炙り出すような深淵なテーマが様々な角度から描かれます。
<演出の熊林弘高さんのコメント>
キーワードは夢です。夢というものはおとぎ話や神話と非常に似通っていると、精神科医・心理学者のユングは言いました。登場人物たちにとって、森は夢であり、無意識であり、心の影です。それを乗り越えることで、人は成長していきます。アンドレイ・タルコフスキーの映画に、家の中で雨が降っているシーンがしばしば出てきますが、あの雨のように、このミュージカルの森には、あらゆるものを侵食していくイメージがあります。そして、最後にひと言。普通のミュージカルではありません!
<ミュージカル『INTO THE WOODS』>
【東京公演】2022年1月11日(火)~1月31日(月) 日生劇場 ※11~12日はプレビュー公演予定
【大阪公演】2022年2月6日(日)~2月13日(日) 梅田芸術劇場メインホール
公式サイト
https://www.umegei.com/schedule/989/
<キャスト>
赤ずきん…羽野晶紀(赤ずきん)
シンデレラ…古川琴音(シンデレラ)/毬谷友子(継母)/湖月わたる(継姉)/朝海ひかる(継姉)/廣瀬友祐(王子)/花王おさむ(執事)
ジャックと豆の木…福士誠治(ジャック)/あめくみちこ(母親)
塔の上のラプンツェル…鈴木玲奈(ラプンツェル)
ナレーター・謎の男…福井貴一
パン屋…渡辺大知(夫)/瀧内公美(妻)
魔女…望海風斗
巨人(声の出演)…麻実れい
<スタッフなど>
作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム
作 :ジェームズ・ラパイン
演出 :熊林弘高
翻訳・訳詞 :早船歌江子
音楽監督・指揮:小林恵子
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