今回は「自分でできるイスの座面の張り替え」について有料会員向け部分なしでご紹介したいと思います。基本的にダイニングチェア、ベビーチェアなど、座面が平坦で取れるタイプは、ご自分でできると思います。お好きな生地を見つけ、替えてみてはいかがでしょうか?
<先に揃えておくもの>
1)タッカー(大きなホッチキスのようなもの)
2)軍手(ケガ予防)
3)マイナスドライバー(今付いているタッカーの針を外すため)
4)ドライバー(座面を外すための)
5)ペンチ(針は途中で折れた場合、引き抜く)
6)張替え生地(しっかりしたもの)
7)ウレタンクッション(クッションがへたっていたら必要、私は手芸店で購入)
8)レジャーシート(作業中の床のキズ防止)
1)のタッカーは、ホームセンターなどで販売されています。100円ショップでも300円で販売しているところもあるとのことです。
<1>座面を裏返し、ドライバーで座面を固定しているネジをすべて外す。
<2>座面の生地をはがす、1番大変な作業。タッカー針を1つ1つマイナスドライバーとペンチでとります。ペンチで浮かせて、マイナスドライバーで引き上げる。折れてしまったりしたらペンチで引き抜く。軍手をしてないと知らないうちにマメができてたりしますので、根を詰めず気長にやってください。のりでクッション材が接着されている場合もあるので、針が全て取れたら、強めにはがしてください。
<3>ウレタンクッションを座面より一回り大きくカット。座面フチもクッション材がまくように。生地も、元の座面生地くらいの大きさでカットする。
<4>押さえつけながら、タッカーで生地を止める。角はタッカーを沢山打つ方がキレイに仕上がる。
<5>座面にいすの脚をネジで固定して、完成。
私は他にもダイニングチェアを張替えました。生地は、遮光のカーテン生地を使いました。
あとはベビーチェア。これは張り替えではないけれど、クッションを生地包み、上下に袋部分を付けてイスにひっかけるタイプのクッションを作成してみました。昔からある「プー」っと音の鳴るベビーチェアも、今回ご紹介した方法で好きな生地に替えられますので、捨てずに素敵にリフォームしてみてはいかがでしょうか?
イスの座面の張り替えは、針を抜くのが1番の山場。根気はいるけれど作業自体は簡単ですので、是非是非お試しください。段々上手になりますよ。次回は2月17日に、きたあつこの記事をご紹介する予定です。なにか1つでもあなたのお家の参考、やる気に繋がれば嬉しいです。
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