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言葉の工房:(2) 「尼崎文学だらけ」初開催/コピー本の作り方、書式設定など

筆者: 添嶋 譲 更新日: 2016年7月4日

皆さんこんにちは。添嶋です。

2016年6月19日、静岡市のスノドカフェ七間町にて静岡文学マルシェが開催されました。
http://shizubun.wp.xdomain.jp/

11時の開始直後から会場は多くの方に訪れていただき、大変盛り上がりました。カフェを貸し切っての開催でしたので通常の同人誌即売会とは趣が違い、ソファに座って本を読んだり、文学について語らったり、カフェ名物のマフィンやランチを食べるなど、みなさんさまざまな過ごしかたをしていました。

そしてもちろん文芸同人誌の展示即売も盛況で、早々に販売を終了したブースもあったようです。作者自ら販売を行うわけですから、初めて文芸同人誌に触れるかたにとっても、作品に対する説明や思いなどを直接聞くことができるよい機会になったようです。

「静岡文学マルシェ」の会場=撮影・添嶋譲

「静岡文学マルシェ」の会場=撮影・添嶋譲

「静岡文学マルシェ」の会場内=撮影・添嶋譲

「静岡文学マルシェ」の会場内=撮影・添嶋譲

「静岡文学マルシェ」の会場内=撮影・添嶋譲

「静岡文学マルシェ」の会場内=撮影・添嶋譲

「静岡文学マルシェ」の会場内=撮影・添嶋譲

「静岡文学マルシェ」の会場内=撮影・添嶋譲

次回は少し大きな会場に場所を変えて、2017年2月の開催を予定しています。

■尼崎文学だらけ

尼崎文学だらけは、兵庫県尼崎市で今回初めて開催される文学同人誌展示即売会です。
http://necotoco.com/nyanc/amabun/

読む人に寄り添ったイベントとのことで、事前に数回、見本誌の読書会が開催されています。他にもこのイベントでは同人誌ガイドが充実しており、実際に本を手にとるきっかけとなる情報を得ることができます。

主催のにゃんしーさんにメールでお話を伺いました。

——開催のきっかけを教えてください。

にゃんしーさん: 発端は「純文学の同人誌即売会イベントが欲しいな」ということだったと思います。

それをよくよく考えてみると、ジャンルとしての純文学じゃなくて、文学をガチでやってる人の、文学がガチで楽しいイベントが欲しいな、と。

私自身そういうイベントに行きたかったですから。

——イベントの特徴や、おすすめポイントはどの辺にありますか?

にゃんしーさん: 「読む」「書く」を思う存分楽しめるイベントだと思います。そのためにいろいろ工夫をこらします。

あとは、ちょっとへん、かなと思います。

「文学だらけ」の「だらけ」は、「(文学が)あふれてる」の意味のほかに、なんかだらけてる、ちょっとへん、みたいなニュアンスがあります。

そのへんを楽しんで頂けたら嬉しいです。

——最後に来場される方に一言お願いします。

にゃんしーさん:一緒にあそぼう!

——ありがとうございました!

尼崎文学だらけは2016年7月18日 11時〜17時 会場は尼崎市中小企業センター会館。入場は無料です。

■その他の7月の創作文芸イベント

TOKYOポエケット(2016年7月10日 10時〜16時半 江戸東京博物館) 詩歌の同人誌の展示即売会。入場無料。途中、詩の朗読などが行われます。
http://www.poeket.com/

第一回文学フリマ札幌(2016年7月23日 11時〜16時 北海道札幌市 さっぽろテレビ塔2F) 百都市構想を掲げて全国各地で開催される文学フリマの、札幌での初めての開催。入場無料。
http://bunfree.net/

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<筆者プロフィール> 添嶋譲(そえじま・ゆずる) 石川県出身。書店勤務を経て現在は会社員。学生時代より短編小説、詩歌などを中心に書く。作品は自主製作本にまとめ、年に数回、文芸系同人誌即売会などに参加。「言葉の工房」ページは⇒こちら。添嶋譲さんの記事一覧は⇒こちら

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