「ヤマモトは神」、『ちょっと今から仕事やめてくる』鈴木勝吾インタビュー(上) | アイデアニュース

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「ヤマモトは神」、『ちょっと今から仕事やめてくる』鈴木勝吾インタビュー(上)

筆者: 達花和月 更新日: 2019年4月8日

小説家、北川恵海さんの70万部を超える大ベストセラー『ちょっと今から仕事やめてくる』が、青山隆役の飯島寛騎さん、ヤマモト役の鈴木勝吾さんのW主演でついに舞台化! 2019年6月13日(木)~6月23日(日)まで、東京・CBGKシブゲキ!! にて上演されます。繰り返されるハラスメントに擦り切れ、死んだように生きていた青山を救う、ヤマモトを演じる鈴木勝吾さんに、作品についてお話をうかがいました。

鈴木勝吾さん=撮影・NORI

鈴木勝吾さん=撮影・NORI

――小説が原作で、これまでに映画化やコミカライズという複数のメディアで展開されている作品ですね。ご出演が決まったときはいかがでしたか?

映画を見させていただきまして、お芝居もそうですし、作品のテーマもすごく素敵な映画だなと思いました。それで、舞台化のお話とともに「“ヤマモトという役を是非”ってお話が来てるよ」と言われて、「え、めっちゃいいじゃないですか! 出たいです」とお話をさせていただきました。だからすごく有り難かったですし、同時に、これを舞台で演るのも、ちょっと面白いかもしれないなと思いました。

――テーマ的には、長時間労働やハラスメント、ブラック企業など、現代日本社会の宿痾的な、結構重いものを扱った作品です。これらのテーマに取り組まれたご経験はありますか?

お芝居でこういうテーマはないかも。わかりやすく、こういう社会問題ということはないかもしれないですね。

――では、テーマ的には、はじめて向き合われることになりますね。

そうですね。でも、かいつまんでテーマを選んでしまうと、結局“どう生きていくことが幸せなのか?” ということだと思うんです。ブラック企業であったりとか、ハラスメント、そういうことに関しては題材でしかなくて、テーマは“どう生きていくのが幸せなのか”ということだと思っていて。なので、社会問題としての重さも当然そうなんですけど、そこは軽やかに「題材」として踏みつけて、むしろ、もっとその奥にあるテーマというものを、ちゃんと表出できるような舞台にできたら良いかなと思っています。

――W主演の飯島寛騎さんとは初共演ですか?

そうなんですよ、初共演させていただく形になります。今日会うのは2回目なんですけど、取材を1日一緒にやらせていただいています。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、共演者のみなさんの印象や、役柄への思いなどについて伺ったインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。4月9日(火)掲載予定のインタビュー「下」では、作品についてのほか、今年30歳になって思うところなどをお話しいただいたインタビュー後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■飯島さんは年齢と関係なく、役者という仕事に前向きに取り組んでいるのを感じる

■偶発的な瞬間に居合わせて、すぐ手を差し伸べられるヤマモトの人間性に興味がある

■ヤマモトは生き方全てを見つけた人間。ある意味、物語の中での「神」なんです

■ヤマモトが大阪弁をしゃべることの意味を。本当に届けたいものを精査して

<舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』>
【東京公演】2019年6月13日(木)~6月23日(日) CBGKシブゲキ!!
(東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム 6階)
公式サイト
https://www.chottoimakara.com/
Twitter
https://twitter.com/ChottoImakara

<関連リンク>
ヒラタオフィス 鈴木勝吾
http://www.hirata-office.jp/talent_profile/men/shogo_suzuki.html
鈴木勝吾 Twitter
https://twitter.com/Shogo_Suzuki_
鈴木勝吾オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/shogo-suzuki

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鈴木勝吾さん=撮影・NORI

鈴木勝吾さん=撮影・NORI

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いをきっかけとして演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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