夏休みのこの時期、学生さんはもちろん、普段勉強の時間が取れない社会人の方も、英語を学ぶ時間がとれるのではないでしょうか？ そこで、今日のYouTubeで学ぶ英語では、おすすめの英語学習サイトをご紹介します。

1．子どもから大人まで　どんなレベルの人も必ず楽しく学べる『あいうえおフォニックス』

まずご紹介するのは『あいうえおフォニックス 英語発音』チャンネルです。実は私もごく最近利用しはじめたばかりなのですが、すっかりはまってしまって、毎日必ずビデオを何本か視聴しています。

YouTubeの「あいうえおフォニックス　あかるい　あ　a のフォニックス」＝あいうえおフォニックス英語発音チャンネルより

フォニックス：Phonicsとは、英語の文字と音の関係のルールのこと。英語圏の子どもたちが英語の読み方を学ぶときの方法です。フォニックスを習うと、知らない単語も推測して発音できるようになります。でも、英語のつづりには例外も多く、実は私もフォニックスのルールが細かすぎてうまく使えないことがありました。その点、『あいうえおフォニックス 英語発音』のフォニックスは、

1．まず母音だけ。

2．子音は、ひとまずローマ字で想像できるので、今は取り上げない。

3．英語の母音を日本語みたいにあいうえお順に並べてみる。
（ABC順にやっていたら、Uにいくまでに疲れてやめちゃうので・・・というのは冗談で、音に注目してもらいたいから）

4．できるだけ発音は簡略化する。

というコンセプトで作られています。登場するのは、4歳と1歳のときにアメリカに渡って生活することになったアリーとファジー。声もイラストも可愛らしく、説明もわかりやすくて、大人から子どもまで、楽しく勉強できること間違いなしのサイトです。発音を学びたい人に一押しのYouTubeなのです！

◆あいうえおフォニックス　ホームページ　
⇒  https://aiueophonics.com/index.html

◆あいうえおフォニックス　YouTube ページ
⇒  https://www.youtube.com/channel/UCX2tvXwAItLs5RhFFSGn9LQ/featured

2．言葉と切り離せない文化をも伝えてくれる『Hapa英会話』

母親が日本人、父親がアメリカ人の”ハーフ”であるJunさんは、小さいときからふたつの文化の中で育ち、日米の教育を受けられました。ハーフ、最近ではダブルとも表現される人たちのことを、ロサンゼルスでは「Hapa」と呼ぶことがあるそうです。もともとはハワイの言葉で、半分を意味するHapaをタイトルに、コツコツ勉強する人、真面目に頑張る人の応援をしたいというJunさんが教えてくれるのは、言葉と切り離せない文化を伝えてくれるサイトです。

YouTubeの「Gig, Concert, Liveの用法を明確に」＝Hapa英会話チャンネルより

ひとつのビデオの中で日本語と英語を巧みに使いわけ、わかりやすく解説してくれるJunさんは大人気の英語の先生。『Hip Talk LA』『ネイティブ感覚で話す英語フレーズ』という本も出ています。オンラインで授業が受けられるコースも用意されていて、あらゆる手段で英語の勉強をサポートしてくれるサイトなのです。

JunさんのYouTube で筆者が特に気に入っているのが、体験型レッスン。Junさんがネイティブスピーカーの友人と実際にどんなふうに会話をするのか、実験してみるレッスンや、ロサンゼルスのスタバで実際に質問してみる動画などが上がっています。アメリカ人に「What’s the second biggest mountain in Japan ? 日本で二番目に高い山は何ですか？」といったわざと難しい質問をして、わからないとき、ネイティブはどのように返答をするのか実験するとか、「What’s up ? 」ときかれた時の答え方が分からないという日本人の生徒さんのために、アメリカ人に抜き打ちでWhat’s up ?ときいてみるビデオなど、とても面白いです！

◆Hapa Eigaiwa ホームページ　
⇒　https://hapaeikaiwa.com/

◆Hapa 英会話　YouTube ページ
⇒　https://www.youtube.com/user/hapaeikaiwa/featured

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