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YouTubeで学ぶ英語:(76)モーリシャスの海を守れ

筆者: 松中みどり 更新日: 2020年8月22日

連載「YouTubeで学ぶ英語」の第76回です。2020年7月末、インド洋の島国モーリシャスの沖合で、日本の商船三井が運航する貨物船が座礁。重油が流出した事故について伝えるニュース動画で学んでいきましょう。

YouTubeのMassive clean-up effort after Mauritius oil spill CBC News: The National チャンネルより
YouTubeのMassive clean-up effort after Mauritius oil spill CBC News: The National チャンネルより

※動画は文章に合わせた位置から再生されます。一度再生した後にもう一度指定位置から再生したい場合は、ページ全体を更新してから再生して下さい。

モーリシャス共和国は、インド洋のサンゴ礁に囲まれた島国で、サトウキビを中心とする農業以外に、漁業と観光業が主要産業となっています。今回の重油流出で美しい海が汚染されたことで、特に漁業と観光は大打撃を受けています。なんとか被害を最小限に食い止めようと、クリーンアップ作戦に取り組んでいる人たちの声を聴いて、(  )の中を書き取ってください。

Hans Dawoor from Vancouver was in Mauritius visiting his brother. Now he joins clean up ( 1 ).  “Myself, I grew up in this area and right now I’m seeing all this damages being done and being (  2  ) …you don’t,  you don’t want to be (  2  ) in this kind of situation. “Countless volunteers across the coastline have been racing to soak up the oil, using improvised ( 3 ) made of sugar ( 4 ) leaves and hair.  Just another blow to the country’s economy in the wake of COVID-19.”It’s a country that depends on the tourism and tourism industry which means that we can’t have tourism coming in and then the fishermen, the only way for them to ( 5 ) a living is to actually go out there and to try to fish.” バンクーバーに住んでいるハンス・ダウアーは、モーリシャスに兄を訪ねていた。今は、清掃活動に参加している。「私自身、この地域で育ったので、このような被害を目の当たりにして、無力感をおぼえています。(でも)このような状況で無力になりたくありません」海岸線を越えて無数のボランティアが駆け付け、油を染み込ませるために、サトウキビの葉や髪の毛で作った即席のブーム(オイルフェンス)を使って頑張っている。これは、COVID-19に続いて、この国の経済に打撃を与えた事故である。「ここは、観光と観光業に依存している国だから、このままでは観光は成り立たないし、漁業の方も、生計を立てていこうとすれば、この海に出て魚を捕るしかないわけなんです」

では、続いて、トロント大学のミリアム・ダイアモンドさんの言葉を聴いて、(  )の中を書き取ってください。ひとつの(  )の中にひとつの単語とは限りません。ここでは12個の単語が使われています。

“(       6       ) The longer it takes to install the boom,  the greater the spread of the oil.” 油の拡散を抑えるには、時間が重要なんです。オイルフェンスを設置する時間がかかればかかるほど、油は広がってしまうのです。

カナダに暮らしているモーリシャス出身者たちも力を合わせ、自分たちの出来ることをやろうとしています。パメラさんの話を聴いて、(  )の中を書き取ってください。

Here in Canada the Mauritian community has been watching the situation closely.  “We feel is that we are helpless because we’re very far away but our heart is still there”  Community members are working to ( 7 ) funds to send a skimmer, equipment that removes oil off the water surface.  “We do think that it’s going to get better. Maybe not six months from now, maybe a year or ( 8 ) but we’re going to come out together out of this.” ここカナダでは、モーリシャス出身者のコミュニティも、この状況を注視している。「私たちはあまりに遠く離れてしまっているので、無力感におそわれています。でも、私たちの心はまだモーリシャスにあります」コミュニティのメンバーは、スキマー(水面から油を除去する装置)を送るための資金調達に取り組んでいる。「事態は良くなっていくと思っています。6か月では無理かもしれない。1年か2年かかるかもしれないけど、力を合わせればこの状況から脱出できると思うのです」

<有料会員限定部分の小見出し>

■聴き取りの答えと解説

■重油流出の現場をドローンで撮影した動画

<関連リンク>
CBC News: The National YouTubeチャンネルページ
https://www.youtube.com/channel/UCKjU3KzdbJE1EFcHVqXC3_g
CBC News ホームページ
https://www.cbc.ca/news
CBC NEWS: The National Facebook ページ
https://www.facebook.com/thenational

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<筆者プロフィール>松中みどり(まつなか・みどり) フィリピン支援ボランティア/英語講師/ライター 初めて行った外国がフィリピンで、以来かの国の人々の明るさ温かさに魅せられ、様々なNGOや支援活動に関わる。1994年からは山岳先住民アエタの教育支援主宰。コミュニケーションツールとしての英語を各地で教えている。動物好きの自称「ケモノバカ」。飼い猫は黒猫で親バカ度も加速中。 ⇒松中みどりさんの記事一覧はこちら

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