鎌倉時代末期から南北朝時代に、武力を知謀で制した戦術家として名を残した武将、楠木正成を描く創作オペラ『楠木正成』が、2020年12月3日(木)に、大阪府河内長野市内のラブリーホール 小ホール(河内長野市立文化会館 小ホール)で上演されます。指揮は中村貴志さん、演出は籔川直子さん、出演は楠木正成役が福嶋勲さん、楠木久子役が米山茉莉子さん、楠木正行役が柳内葵衣さん、楠木正季役が橋本恵史さん、後醍醐天皇役が山川大樹さん、足利尊氏役がしまふく羊太さん、ナレーターが石井かおりさん、第一エレクトーンが車川知寿子さん、第二エレクトーンが東真帆さん。この作品は今回が初演で、演奏会形式による全1幕での上演となります。

台本は、1997年に大和高田市戯曲公募に「小角外伝~少年とわらンボ」が入選し、翌年5月には文学座・鵜山仁さん監修、高瀬久男さん演出で大和高田市さざんかホールで初演。その後、舞台脚本やミュージカル脚本を多数手がけている中西理恵子さんが担当します。
作曲は、桐朋学園大学作曲理論学科卒業後、1984年のロス五輪シンクロナイズド・スイミングデュエット演技曲「雅」を作曲し、数々の舞台音楽を担当。独・合唱曲や創作オペラ、校歌や社歌など幅広いジャンルで作・編曲活動をしている車川知寿子さんが担当します。
今回の作品では、楠木一門の結束や家族愛を通して、その慈愛に満ちた性質や忠義に生きた“人間・楠木正成像”を浮かび上がらせることに力点が置かれます。

<山本昌代プロデュース&まほろば芸術ラボ協力 創作オペラ『楠木正成』>
初演・全1幕(演奏会形式)
【大阪公演】2020年12月3日(木) 開演18時30分(開場18:00)
入場料:前売り3,500円(全席自由)、当日4,000円
会場:ラブリーホール 小ホール(河内長野駅から徒歩7分)(河内長野市立文化会館 小ホール)
<スタッフ・キャスト>
制作:北秀司
台本:中西理恵子
作曲:車川知寿子
指揮:中村貴志
演出:籔川直子
ナレーター:石井かおり
楠木正成:福嶋勲
楠木久子:米山茉莉子
楠木正行:柳内葵衣
楠木正季:橋本恵史
後醍醐天皇:山川大樹
足利尊氏:しまふく羊太
第一エレクトーン:車川知寿子
第二エレクトーン:東真帆
舞台監督:岡本庄司
映像制作:Garden visual 植村貴裕
音響:新井音楽事務所
プロデューサー:山本昌代
アシスタント:鈴木博子
主催:ジャポニスムプロジェクト株式会社
協力:一般社団法人まほろば芸術ラボ
後援:河内長野市/河内長野市教育委員会/塚本学院校友会
<チケット>
前売り3,500円(全席自由)、当日4,000円
予約チケット取り扱い:
ラブリーホール
0721-56-9633
一般社団法人まほろば芸術ラボ
0744-46-1038(上田)
info★mahorobalab.org(★を@にしてお送りください)
<関連リンク>
まほろば芸術ラボ 今後の活動スケジュール
https://mahorobalab.wixsite.com/amal/works
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