「『冬のライオン』は、愛があふれている作品」、水田航生(下) | アイデアニュース

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「『冬のライオン』は、愛があふれている作品」、水田航生(下)

筆者: 達花和月 更新日: 2022年2月25日

2022年2月26日(土)から3月15日(火)まで東京芸術劇場 プレイハウスで上演される舞台『冬のライオン』で、フィリップを演じる水田航生さんのインタビュー後編です。

「下」では、『冬のライオン』の登場人物のこと、作品の中での人間関係、フィリップの思惑、佐々木蔵之介さんと高畑淳子さんが演じるヘンリーとエレノアを見ながら感じること、今この時期だからこそ、この作品を通して感じていただきたいこと、お客様へのメッセージなどを紹介します。

佐々木蔵之介さん(左)、葵わかなさん(中)、水田航生さん
佐々木蔵之介さん(左)、葵わかなさん(中)、水田航生さん

(※このインタビューは2月初旬にリモートで実施したものです)

――以前のインタビューで、『ゲゲゲの先生へ』の忠は、周囲との距離をある程度必要とする役だとのお話がありました。今回のフィリップは、いかがですか?

今回、それぞれが腹の探り合いなので、「家族」と言いつつも本当に「個々」なんです。「いろいろな思惑を持った個々が集っている」というイメージで、フィリップだけが、周りと距離があるという感じではないです。もちろん、フィリップは一番部外者ではありますが、二枚舌のようなところがあって、「さっきはこの人と手を組んだけれど、次はこの人と手を組んで」ということのオンパレードなんです。

周囲に「信じられるのは自分だけ」と思っている人しかいないので、『ゲゲゲの先生』の時よりも、意外と今回の方が部外者感は少ないのかもしれないです。一応、「エレノアとリチャード」「ジョンとヘンリー」という、史実に基づいた派閥みたいなものはありますが、そこも行ったり来たりするので、グループ感、チーム感みたいなものはないですね。

――関係性や立ち位置が頻繁に変わるとなると、人間関係を理解するのが大変そうですね。

僕はもう知ってしまっているので、単純に受け入れられているだけなのか。人間関係や感情を追うだけでも十分楽しめる作品だと思います。

――客席にどう伝わるか、どうみえるかということでしょうか?

ある程度は、関係性を知っておいていただいた方が、よりすんなりと入ってくると思います。例えば土地の名前でも、意外と聞き馴染みがないんですよ。誰の領地がどことか、台詞の中で説明はしますが、大前提がわかっていた方が楽しめるのかな、とは思います。

――クリエイティブ陣に渥美博さんがいらっしゃいますが、アクションシーンがあるのでしょうか?

ソードファイトはあるかもしれないですけど、メチャメチャ戦うシーンはないです。取っ組み合いや、ちょっと掴みかかるみたいなことを、渥美さんにアクションとして面白い感じでつけて頂いています。

――フランス王であるフィリップの目線では、『冬のライオン』で語られる一連の出来事は、どのように見えているのでしょうか?

森さんとも、語られている出来事のどこまでが計算で、どこからが予期せぬことなのかを話し合いました。もし全部が計算だったら、すごくややこしいことになってくると思うんですよ。そこで行き着いたのが、予期せぬことのオンパレードなのにもかかわらず、あたかも「いや、計算通りですよ」と振舞っているヤツらばかりなんだと(笑)。

計算通りになっているところももちろんありますが、さっきまではこう言っていたはずなのに、急に「いや、僕にはわかっていたよ」というのが、体感として多いなとフィリップを演じながら思っています。

――それは、フィリップに限らずでしょうか?

どうなんでしょうね。 意外と他の人たちの方が、ヘンリーの、予期せぬちょっとした策略に、ある意味ちゃんと振り回されています。やはりヘンリーとエレノアが二大巨頭なので、その2人のいざこざ、戦いに、みんなが巻き込まれているという感覚があります。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、フィリップの思惑、佐々木蔵之介さんと高畑淳子さんが演じるヘンリーとエレノアを見ながら感じること、今この時期だからこそ、この作品を通して感じていただきたいこと、お客様へのメッセージなどインタビューの後半の全文を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■ 出たとこ勝負なところもあるが、「話術に長けたIQ高めの方」なフィリップ

■「ややこしくさせたモン勝ち」。17歳のフィリップは、時間を味方につけている

■ヘンリーとエレノアのように「馬鹿だな」と笑いながら言えるのは、すごく平和な愛

■青臭くてこっ恥ずかしくても、「愛や平和」をストレートに感じ取っていただけたら

<『冬のライオン』>
【東京公演】2022年2月26日(土)~3月15日(火) 東京芸術劇場 プレイハウス
公式サイト
https://www.thelioninwinter.jp/

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稽古場の水田航生さん
稽古場の水田航生さん

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いがきっかけで、二次元二次創作界の住人から演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。熱っぽく自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. くるみ より:

    「冬のライオン」本日千秋楽おめでとうございます。

    上下共にライターさんの質問から航生君がこの度の役に対してどのように臨まれているのかを知る事ができ、とても読み応えのある記事でした(特に有料部分がいつも好きです)。考えてなくても考えてる風に演じるところ、航生君とてもお上手そう!とか思っちゃいました。観劇が叶わなかったのが残念ですが、記事を通して何となく知ることできるのでありがたいです。
    今後の舞台でもまたインタビューしてくださると嬉しいです!

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