「ジーン・ケリーとフレッド・アステアに」、『ダブル・トラブル』上口耕平・水田航生(下) | アイデアニュース ;

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「ジーン・ケリーとフレッド・アステアに」、『ダブル・トラブル』上口耕平・水田航生(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2022年12月26日

2人のキャストで10人あまりの登場人物を演じるミュージカルコメディ『ダブル・トラブル』2022 -2023冬に、Team Eとして出演する上口さんと水田さんのインタビュー後編です。「下」の無料部分では、ウォーリー木下さんの演出のこと、Team Eの特徴だと思うことなどについて伺った合同インタビューの内容を、有料部分では、『ダブル・トラブル』を「ちゃんとミュージカルを楽しめる作品」として届けたいというお話や今年の出演作を振り返りながらのそれぞれの想いなどについて伺った独自インタビューの内容を紹介します。

上口耕平さん(右)と水田航生さん=撮影・岩村美佳
上口耕平さん(右)と水田航生さん=撮影・岩村美佳

ーーウォーリー木下さんの演出で、今感じていらっしゃることや、何か心に残っていることがあれば教えてください。

水田:僕は今回が初めてなんですが、この1ヶ月弱くらいの稽古で、ウォーリーさんをめちゃめちゃ大好きになってしまいました。僕がまだ言語化できないくらいのことや、まとまらないものもすごく汲んでくださいますし、疑問に思ったことを質問しても「前はこうだったから」という言葉は絶対に使われないというか。

「確かにそういう解釈はなかったけど、面白いね」というふうに、僕たちの言葉を新鮮に受け取ってくださるので、「ただやってきたことをやって」ではないんです。そういう演劇の作り方をされるので、やる側としても、もっと僕たちなりにいっぱい出していこうともなりますし、すごく引き出してくださる演出家です。無駄な時間が1秒もない稽古をできていて、本当に幸せに思います。

ーー素晴らしいですね。上口さんはいかがですか?

上口:そうですね。今年2月に『僕はまだ死んでいない』という作品でウォーリーさんとご一緒しました。その時にも感じたんですけど、今回特に思ったのが、「今のこの二人で起きている、繊細な反応」みたいなものを、多分、誰よりも早くキャッチしてくださるんですよね。

それを僕達に伝えるときに、「こっちの方がいい」「こっちが好き」という大きな選択を超えて「こう見えているから、こう膨らませたらもっと面白そうなんだけど、やってみる?」とか。演出家の方は、もちろん選択をされるのですが、ウォーリーさんのチョイスの仕方は、本当に隣に来てくださる感じで、しかも客観的な意見をくださるんです。プラスアルファというか、もう一個、石を投げてくださるんですよね。台本もこれもあれも、いかようにも解釈があるよねというスタンスで読んでいらっしゃって、懐の深い方なのだなとすごく感じています。役者にとって、とてもクリエイティブで楽しい環境です。

ーーチームごとの面白さがある公演になりますね。「自分たちのチームの特徴はこれだろう」というポイントはありますか?

上口:二人ともダンスが大好きなので、「ダンス大好き感」が出るのではと思っています。航生の方が背丈は大きいのですが、シルエットもなんか近いというか。だから、ユニゾンで踊っていると、気持ちいいです。手の角度や伸ばし方などが、「ダンス好きな人は、こう伸ばすよね」みたいなところがあるので、「ショータイムは、こうするよね」などの身体表現のところに僕たちの色がすごく出るのかなと思っています。

水田:ダンスや立ち居振る舞いでの、耕平くんのシルエットなどがめちゃくちゃ美しくて。横目ですごい盗みながら…。

上口:いやいや。

水田:でもそこにも兄弟感が付随して広げていけるところですし、僕は勝手にジーン・ケリーとフレッド・アステアになろうって(笑)。

上口:(笑)。

水田:「そう見えるな!」と思わせるくらいの存在感とラインのきれいさと。そしてそこに僕らの個性を。

上口:そうね。ちょっと違う個性がね。

水田:彼らを彷彿とさせられるように、頑張っていきたいです。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、『ダブル・トラブル』を「ちゃんとミュージカルを楽しめる作品」として届けたいというお話や2022年の出演作を振り返りながらのそれぞれの想いなどについて伺った独自インタビューの内容と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■上口:「ミュージカルを観ているんだ」と、ハーモニーで思い返してもらうのが理想

■水田:「ちゃんとしたミュージカルとしての素晴らしさがある」ということを大事に

■上口:「こういう見え方にしたい」、と自分たちで生み出して具現化していく勇気を

■水田:「耕平くんとなら、違うことができるのでは」と、細かいところもこだわって

<ミュージカル『ダブル・トラブル』2022-23 冬>
Team D
【東京公演】2022年12月12日(月)~2023年1月21日(土) 自由劇場
【東京公演】2023年1月26日(木)~1月29日(日) 新国立劇場 小劇場
Team E
【東京公演】2022年12月23日(金)~2023年1月22日(日) 自由劇場
Team F
【東京公演】2023年2月2日(木)から2月19日(日)まで新国立劇場 小劇場
公式サイト
https://www.musical-wtrouble.jp/

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水田航生さん=撮影・岩村美佳
水田航生さん=撮影・岩村美佳

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. sizupon より:

    読み応えのある上下インタビューと沢山の素敵なお写真をありがとうございました。
    観劇前と何度も観劇して千穐楽を迎えた後に読ませていただきましが、お二人がインタビューで話されていたことが、舞台を拝見していて そういうことなのね!と伝わってくる場面が沢山あって嬉しかったです。
    耕平さんと航生さんだからこそ生まれた唯一無二の兄弟感とダブルトラブルの世界が、本当に素晴らしくて楽しかったです!
    お二人が演じた方々の素敵な歌声が時折聞こえてきて嬉しくなります♪
    お二人のダブルトラブルに出会えて、
    幸せな時間を過ごすことができて、感謝でいっぱいです。

  2. ゆみ より:

    後編のインタビューも拝見しました。
    作品を観ていても水田さんが上口さんを全面的に信頼していて思いっきりボールを投げて暴れているなーと思っていました。
    何度も観劇しましたが初日から千秋楽にかけて、観る度に楽しくて大好きになるし、お二人ともその場の空気やお客さんの反応を感じてお芝居を変化させながら楽しまれていて、観ているこちらも気持ちよかったです。
    水田さんが妥協なくやりたいと思ったことを追求できたのも上口さんという絶対的なお兄さんがいたからなんだなとお二人の芝居からもインタビューからも感じることができて楽しかったです。
    たくさん好きな作品や面白い作品も観劇しましたが、ここまで楽しい!大好き!と思えた作品は初めてかもしれません!
    また水田さんと上口さんの二人芝居を観たいなーという夢ができました!
    インタビューの内容もお芝居が大好きな二人の素敵な瞬間を切り取っていただき、読み応えがありました!

  3. キィ より:

    チームEの作品を観て、演出家から与えられた自由度の高さの中に、キャスト・スタッフが作品へ注ぐ愛情のようなものを感じていました。
    作品を通じて届けたい想い・魅せたいポイントがお二人の中で合致していたのですね。
    他のキャストがつくる『ダブル・トラブル』はどんなものなのか、改めて別チームの公演も観たいと思わせるチームEの公演でした。
    初共演とは思えないと口を揃えて仰る二人、今後はどんな作品でどんなキャッチボールを見せてくれるのか、とても楽しみになりました。

  4. かえる より:

    上下にわたり素敵なインタビュー楽しく拝読させていただきました。作品の創作過程はもちろん、お2人の仲睦まじさやお互いを信頼している様子がうかがえる内容で読み応えがありました。
    歌芝居ダンスにコメディセンス…なにもかもが素晴らしく、本当の兄弟のようだったTeamE公演が終わってしまい完全にロスです。また上口水田兄弟に会える日がくることを願っています!

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