「イントロ、Aメロから引き込まれる」、『さよなら中野サンプラザ音楽祭』加藤和樹 | アイデアニュース

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「イントロ、Aメロから引き込まれる」、『さよなら中野サンプラザ音楽祭』加藤和樹

筆者: 岩村美佳 更新日: 2023年5月15日

開業50年という歴史に幕を閉じる中野サンプラザ。その集大成として、2023年5月3日(水・祝)に、東京・中野サンプラザで『さよなら中野サンプラザ音楽祭』が開幕しました。本公演は、7月2日(日)まで開催されます。同ホールにゆかりの深いアーティストのみなさんをはじめとし、各ジャンルのトップアーティストの方々が出演されます。アイデアニュースでは、5月18日(木)に開催される『さよなら中野サンプラザ音楽祭 メモリーラブソング〜永遠の歌謡・シティポップをあなたに〜』に出演する加藤和樹さんにメールインタビューしました。

インタビューの無料部分では、『さよなら中野サンプラザ音楽祭』について、歌唱予定曲への想いや、70-80年代の楽曲の魅力、中野サンプラザにまつわる思い出などについて伺った内容を紹介します。有料部分では、2023年6月17日(土)に東京・文京シビックホール 大ホールで、6月19日(月)に大阪・フェスティバルホールで開催される 『BRANDON LEE ミュージカルシンフォニーコンサート』について伺った内容と、現在公演中の舞台『BACK BEAT』再演の中で感じていること、先日掲載した上口耕平さんとの対談の中でおっしゃっていた「ビートルズの音楽は、やはりハンブルク時代に支えられているという想いになった」というお話を踏まえ、今の「アーティスト加藤和樹さん」の音楽や俳優としての表現においての「ハンブルク時代」にあたることについて伺った内容を紹介します(『BACK BEAT』部分は編集部取材)。

加藤和樹さん
加藤和樹さん

ーー『さよなら中野サンプラザ音楽祭 メモリーラブソング〜永遠の歌謡・シティポップをあなたに〜』のご出演に向けて、想いをお聞かせください。

普段なかなかご一緒することのない先輩方と、同じステージで歌えることを嬉しく思います。

ーーどんなコンサートになるか、内容についてお聞かせください。

誰もが耳にして口ずさんだことがある昭和の名曲・シティポップを歌い継ぐものになります。

ーー歌唱予定曲の中で、今回出会った曲や、新たな魅力を感じた曲などがあればお聞かせください。

昭和歌謡を歌わせていただくことで改めて感じることは、ご本人たちの圧倒的な歌声の魅力やパフォーマンス力。例えば「傷だらけのローラ」は西城秀樹さんの、「2億4千万の瞳」は郷ひろみさんの特徴があり、魅力があるからみんな真似したくなる。だからこそ、カバーするのは難しいんですよね…。

ーー歌唱予定曲の中の「傷だらけのローラ 」は、『僕たちの冒険! LOVE SONGSを探して!II』でも歌われていて、加藤さんにとてもハマっているなと思いました。楽曲の魅力や、歌う時に意識したこと、今回の歌唱で考えていることなどお聞かせください。

前述のように、オリジナルの印象が強すぎるので、歌真似にならないように気をつけています。歌真似になってしまっては何の面白みもないので、原曲のエッセンスは残しつつ、「いかに自分の歌として歌えるか」を意識しています。

ーー70-80年代の曲には独特の色気があると思うのですが、加藤さんが感じる特有の魅力などお聞かせください。また、歌う時に今の曲と違うところがあればお聞かせください。

歌の中のストーリー、登場人物がハッキリしていることかな、と思います。もちろん作曲者、作詞者の持ち味、歌手の持ち味それぞれあると思いますが、イントロ、Aメロからその歌の世界に引き込まれる魅力が、あの時代の曲には多い気がします。自分もそこを目指しているので、曲を作る時には意識しています。

ーー加藤さんはご自身ライブや、ミュージカルをはじめ、様々な音楽を歌われています。カバー曲を歌うことによって、歌声や表現方法などの面で、新たな発見はありましたか?

当たり前のことかもしれませんが、自分の声で歌うと全然違うんですよね、曲から受ける印象が。ですから、曲があって、それを歌う歌手がいて初めて1曲として成り立つんだと改めて思い知らされて。オリジナルの歌を真似するのではなく、ポイントを盗むこと。自分に合ったキーで歌うこと。それはいつも意識しています。

ーー中野サンプラザの思い出など、何かエピソードがありましたらお聞かせください。

アーティストデビュー5周年の時に中野サンプラザでLIVEをやりました。東京に上京したての時に友人と中野にラーメンを食べに行き、その時中野サンプラザの存在を知りました。自分には縁のない場所だと思っていましたが、人生何がどうなるかわかりませんね。

ーー稲垣潤一さん、庄野真代さん、竹島宏さんとご一緒されるにあたり、楽しみにしていることなどをお聞かせください。

今回皆さんと初めてご一緒させていただくので、そばで歌声を聴けること自体が楽しみですが、何曲か一緒に歌い、歌声を重ねるのでそれは楽しみですね。なかなかない組み合わせではと思います。

ーー来場されるみなさまへ、メッセージをお願いします。

中野サンプラザ開業50年…皆さんもそれぞれに思い出があると思います。中野サンプラザはなくなっても、思い出はなくならない。この音楽祭でまた新たな思い出を皆さんと共に作りましょう。楽しみにしています。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、2023年6月17日(土)に東京・文京シビックホール 大ホールで、6月19日(月)に大阪・フェスティバルホールで開催される 『BRANDON LEE ミュージカルシンフォニーコンサート』について伺った内容と、現在公演中の舞台『BACK BEAT』再演の中で感じていること、先日掲載した上口耕平さんとの対談の中でおっしゃっていた「ビートルズの音楽は、やはりハンブルク時代に支えられているという想いになった」というお話を踏まえ、今の「アーティスト加藤和樹さん」の音楽や俳優としての表現においての「ハンブルク時代」にあたることについて伺った内容などインタビューの後半の全文と写真を掲載します(『BACK BEAT』部分は編集部取材)。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■1曲1曲が持っているエネルギー量がとてつもない、『フランケンシュタイン』の楽曲

■国内にいるだけでは感じられない刺激や感動をくれる韓国キャスト。魅力を分かち合える喜び

■青春時代のスピード感が出た、再演『BACK BEAT』。スチュとの友情・愛がより深まった

■自身の「ハンブルク時代」は、デビュー2周年の武道館LIVE後に機材車で回ったロードツアー

<さよなら中野サンプラザ音楽祭 メモリーラブソング〜永遠の歌謡・シティポップをあなたに〜>
【東京公演】2023年5月18日(木) 中野サンプラザ
公式サイト
https://sayonaranakanosunplaza.com/artists/details/20230518.html

中野サンプラザの歴史を創ったと言ってよい、70年代の歌謡曲と、世界中で大きなムーブメントをおこしているシティポップをたっぷりとお届けします。

【加藤和樹さん歌唱予定曲】
「危険なふたり 」「よろしく哀愁 」「傷だらけのローラ 」「2億4千万の瞳 」「ワインレッドの心 」「RIDE ON TIME 」「君に胸キュン」「悲しみがとまらない」「September 」「YOUNG MAN (Y.M.C.A.) 」

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加藤和樹さん
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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. taro より:

    中野サンプラザは、加藤さんの5周年ホールツアーの最終日に訪れた場所。さよならイベントで、デビュー当時から大好きだった西城さんの歌を、大好きな加藤さんが歌ってくださる、こんな素敵なことはなく、見に行けないのが寂しいです。イベントの模様をレポートしていただけると嬉しいです。
    韓国のスターの方々と日本から一人参加されるコンサートやBACKBEAT、加藤さんにとってのハンブルグ時代のインタビューもありがとうございました。これからも、よろしくお願い致します。

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