「お互いをどれだけ信頼できるか」、『ALTAR BOYZ』大山真志(上) | アイデアニュース

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「お互いをどれだけ信頼できるか」、『ALTAR BOYZ』大山真志(上)

筆者: 達花和月 更新日: 2023年7月28日

「美しき男たちよ、燃えろ、太陽を越えて!」オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『ALTAR BOYZ 2023』が、2023年8月11日(金・祝)から、8月29日(火)まで、東京・新宿FACEで上演されます。8回目の上演となる今回は、「Team GOLD」「Team SPARK」、新たに編成された「Team SAPPHIRE」の3チームで観客の魂を救いの道へと導きます。アイデアニュースでは、「Team GOLD」のリーダー、マシュー役の大山真志さんにお話を伺いました。「上」では、これまでの公演で印象に残っていることや、マシュー役を演じるにあたっての気持ちの変化、各チームの違いなどについてお話いただきました。「下」では、今回の上演であらたにチャレンジしたいこと、東山義久さんとのお話のこと、『ジャージー・ボーイズ』についてのお話と、お客さまへのメッセージを紹介します。

大山真志さん=撮影・NORI
大山真志さん=撮影・NORI

――『ALTAR BOYZ』5回目のご出演ですね。

もうそんなにやってるんですね(笑)。ずっとマシュー役をやらせていただいていますが、一番最初の2014年は新生「RED」というチームだったんです。その1回だけ振り付けが違っていて、その後3回の「Team GOLD」では、いま踊っている振り付けで踊らせていただいています。

――その「RED」からご一緒されているのが、法月康平さんですね。

彼も新生「RED」のときからずっとマーク役で、「Team GOLD」でも一緒に続投しています。

――これまでの公演の中で、印象に残っていることはありますか?

パンデミックが起こってしまって、世の中いろんなことがあったじゃないですか。ひとつ前の公演(2021年)がコロナ禍の真っ只中だったんです。その中で「舞台をやり続ける方法」を探しながらという状況がありました。『ALTAR BOYZ』を初めてやらせてもらったときに一番面白くて印象に残っていたことが、お客さまも声を出してライブ感覚で一緒に盛り上がれることだったんです。「お客さまの声援もあって、僕たちも頑張れる」というところでやっていたんですけど、それがここ数年で変わってしまって。応援が欲しいけれど、お客さまにはマスクをして、声を出すのを本当にグッとこらえてもらっていたので「自分たちで沸き立たせるしかない」みたいなところがありましたね。

――『ALTAR BOYZ』は、本当にライブに来たような感覚になりますね。

今回も、まだどうなるかわからないですが、やっぱりそれが楽しみなんです。僕のいる「Team GOLD」は、常川藍里が帰ってきて、初日と千秋楽限定で新しいメンバーが入ったりと特殊なこともありますが、いつものメンバーで帰ってこれたので、この「Team GOLD」としてできることは幸せだなと思います。

――メンバーの入れ替わりでは「Team SPARK」 の米原幸佑さんがご出演される回もありますね。

松浦司が休演のときに米原さんが入るという、ちょっと特殊な形になっています。いま「Team SPARK」に入っている若松渓太も、以前藍里がいないときにアブラハム役をやってくれたことがありました。前回だったかな? もうやりすぎてわからないです(笑)。

――前回の2021年でしたね。米原さんとは共演されたことはありますか?

何度か共演させてもらっていて顔なじみです。僕たちのチームは全部「Team SPARK」とは振り付けが違うんですよ。「Team SPARK」は、先代から受け継いできた振りをやっているので、米原の幸ちゃんはその2回の公演のためだけに、うちのチームの振り付けを覚えることになります。「頑張れー!」って思ってます(笑)。

――『ALTAR BOYZ』の振り付けは、とても激しい印象があります。

おそらくうちのチームが一番ハードだと思います。わりと団体で密度の濃い振りをバーッと踊るので、肉体的には疲れるのですが、これまた難しいところで、ハードだから一番大変かと言うとそうじゃなくて、実は先代の人たちがやっていた振り付けは、各々の個性を出しやすく作られているんです。だから1人1人に、なにか個性がないと「間」が空いちゃう振りになっていて、本当に「できたらすごい」のは、実はあちらの振りなんです。「みんなで濃い密度で」と、「各々個性を出して」みたいな、そんな振り付けの違いがあって、それぞれキャッチーだったりします。

――チームで振り付けが違っていますし、メンバーの入れ替わりは、実はとても大変なのですね。

そうなんです。僕は一番最初の新生「RED」から「GOLD」になるときに振り付けが変わったので大変でした。それ以降は、そこまで大変だったことはありませんが、周りのチームで入れ替わったメンバーは、相当苦労しているのを見てきました。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、マシュー役を演じるにあたっての気持ちの変化、各チームの違いなどについて伺ったインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。29日掲載予定のインタビュー「下」では、今回の上演であらたにチャレンジしたいこと、東山義久さんとのお話のこと、『ジャージー・ボーイズ』についてのお話やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■リーダーっぽくしない。「みんなで、手繋いでいこうぜ!」というGOLDチーム

■肝っ玉かあちゃんの法月、ムードメーカーの松浦、一番大人な新太、宇宙人の藍里

■新太が小学5年生の時に初めて会った。音楽的な感性がすごくてコーラスのまとめも

■「ソウルセンサー」のシーンは、お客さまも乗っかってくれて「一緒に作ってる」と

<『ALTAR BOYZ 2023』>
【東京公演】2023年8月11日(金・祝)~8月29日(火) 新宿FACE
公式サイト
https://www.altarboyz.jp

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大山真志さん=撮影・NORI
大山真志さん=撮影・NORI

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いをきっかけとして演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. 羊子 より:

    TeamGOLD拝見しました!
    新生GOLD、よりエネルギッシュで最高でした。
    全体のリーダーを任された大山さん、前回よりも包容力が増して素敵なリーダーでした。

  2. みかバア より:

    大山真志さんに出会ってから、沼にはまりました。
    子育ても終わりやっと余裕ができて、ミュージカル、演劇に出かけています。
    私の若かりし頃から、演出、装置、俳優さんも進化してますので、斬新な切り口での記事を期待します。

  3. あおいろ より:

    インタビュー掲載ありがとうございます。
    作品のこと、チームのこと、朗らかに真摯に答えられる大山さんの姿が想像できて楽しく拝読しました。
    お写真もとても素敵で嬉しいです!

  4. まっきぃ より:

    大山さんのインタビューありがとうございます。
    以前も読んでいましたが、今回大山さんのインタビューをきっかけに再入会します!
    アルターのお話し、楽しみにしています。

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