「野心・金…最低の部分を明確に伝えてこそ芝居」、『スクールオブロック』柿澤勇人(上) | アイデアニュース

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「野心・金…最低の部分を明確に伝えてこそ芝居」、『スクールオブロック』柿澤勇人(上)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2023年8月25日

ミュージカル『スクールオブロック』が、2023年8月17日(木)から9月18日(月祝)まで東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で、9月23日(土祝)から10月1日(日)まで新歌舞伎座で上演されます。売れないロッカーが名門進学校の臨時教師になりすまし、生徒たちにバンドを組ませるコメディ映画として2003年に同名映画が公開され、2015年にはアンドリュー・ロイド=ウェバーのプロデュース・音楽によってブロードウェイでミュージカル化されました。新型コロナウイルス感染拡大によって全公演中止となった2020年から3年の時を経ての日本初上演です。

アイデアニュースでは、主人公のデューイ・フィンを演じている柿澤勇人さんに、稽古が佳境に入った8月上旬にインタビューしました(西川貴教さんとダブルキャスト)。上下に分けてお届けします。「上」では、稽古の手応えや 、ロックとは何だと思うか 、デューイの野心や夢について伺いました。「下」では、バンドメンバー役の2チーム制の子供たちについて、演出の鴻上尚史さんについて、『ジキル&ハイド』を終えてからの『スクールオブロック』について伺ったお話を紹介します。

柿澤勇人さん=撮影・岩村美佳
柿澤勇人さん=撮影・岩村美佳

(※このインタビューは8月上旬に実施しました)

――SNSの発信などを拝見して、ものすごく大変なんだろうと感じましたが、稽古の手応えなどはいかがですか?

もちろんポジティブなことを言いたいんですが、まだまだ分からないですね。課題がいっぱいあります。どの新作にも言えることですが、開幕してからじゃないと分からないこともたくさん。開幕してもいっぱい直さなきゃいけないところや変更点もあるでしょう。

今、全てのシーンが通せてはいますが、みんなとりあえずやってみようという感じがまだまだあります(笑)。ちょっとずつかもしれませんが確実によくなっているので、そこはポジティブに捉えたいと思っています。

どの作品の稽古中でもですが、これで絶対に大丈夫!なんて思ったことは一回もないので、そういった点ではいつも通りかなとも思いますね。

――今おっしゃっていた課題は、柿澤さんとしてはどのようなところですか?

それはもういっぱいあります(笑)。

今回の僕の役だとやっぱりロックを愛していていることが分かるような、ギターのテクニック的なところもありますしね。難しいです。

そしてぶっ飛べば飛ぶほど面白い役ではありますが、やればやるだけいいというものでもなく、やればやるほど自分の首を絞めることにもなりかねない。1か月間、ご来場いただけるすべてのお客様に楽しんでいただけるようにしなければなりません。どういうペース配分で演じていくのかがまだまったく掴めていないので、そういうところも考えていかねばと思っています。

――今やっている中で、ここをピークにとか、ここを肝にやりたいとか、プランニングに関して伺えることはありますか?

僕の場合は、やっぱり子供たちと接するとだんだんエンジンがかかってきます。でも彼らに会うまでにも何シーンかあるわけです。ここかなというのはその入口ですね。そこがうまくハマってくれれば!と思うんです。

お客さまは最初の10分くらいでこの作品が面白いか面白くないかを判断すると思うんですね。15分後から面白くなっても集中力が切れてしまっていることも多い。最初のほうでこれは面白いなと思ったら食いつく。

子供たちと僕が演じる先生の役が出会って、車輪が回り始めるまでが大事かなと思います。子供たちと出会った後なら、最悪セリフが飛ぼうがアクシデントが起きようが大丈夫な気がするんです(笑)。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、デューイの野心や夢、ロックとは何だと思うかなどについて伺ったインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。8月26日(土)掲載予定のインタビュー「下」では、バンドメンバー役の子供たちについて、『ジキル&ハイド』を終えてからの『スクールオブロック』となることについて伺ったお話などインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■野心や金のためという最低な目的を持った人だと明確にしないとチープに見える

■傍から見たら下手でもダサくてもイタくてもいい。自分で信じてやれるかどうか

■芝居をやっていると、本当にいい瞬間、爆発する瞬間があって、だから続けている

■変な目で見られたり仲間外れにされる風潮の中でも、音で表現できるのがロック

<ミュージカル『スクールオブロック』>
【東京公演】2023年8月17日(木)~9月18日(月・祝) 東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪公演】2023年9月23日(土・祝)~10月1日(日) 新歌舞伎座
公式サイト
https://horipro-stage.jp/stage/sor2023/

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柿澤勇人さん=撮影・岩村美佳
柿澤勇人さん=撮影・岩村美佳

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. bell より:

    柿澤さんの公演観に行きました。
    自分の気持ちを伝えること、おかしいと思ったことをおかしいと言うこと、簡単なことじゃない。デューイはそれを言葉でも音楽でもまっすぐぶつけてくる。
    だから周りがひきこまれる。
    さいこうっでした😎

  2. うし より:

    映画を先に見ていたのでどうこのダメンズだけど憎めないのが表現されるのか楽しみにしていました。どうにもグズでダメだけど本当に愛しくなるデューイでたまらなかった!カッキーはじめ生徒の皆さんの盛り上がりも癖になってもう一度足を運ぶことにしました

  3. ゆず より:

    公演を拝見しました。自己中で生徒たちにも言いたい放題、想像以上のクズっぷりでしたがピュアで憎めない柿澤デューイでした。
    音楽とロックな心を通して生徒たちと触れ合い、最後生徒たちが自らの意思で行動を起こす場面では涙が止まりませんでした。生徒たちのパフォーマンスも素晴らしく、熱く盛り上がれるカーテンコールが楽しかったです。
    あと数回観劇するので、どんな風に変化していくのかが楽しみです。

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