「自分の殻を破らないと」、『ALTAR BOYZ』石川新太インタビュー(下) | アイデアニュース

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「自分の殻を破らないと」、『ALTAR BOYZ』石川新太インタビュー(下)

筆者: 達花和月 更新日: 2019年3月12日

“2019年世界ツアーの、日本ファイナル公演”日本初演から10周年の『ALTAR BOYZ』が、2019年3月20日から4月7日まで、東京・新宿FACEで上演されます。“team GOLD”のルーク役、石川新太さんに再演に向けての思いと、今後の活動ついてお話いただいたインタビューの後半です。

石川新太さん=撮影・伊藤華織

石川新太さん=撮影・伊藤華織

――新太さんから見て、ルークはどんな男でしょう?

「まっすぐ」です。とにかくまっすぐで、それでいて骨太で。すごい太いまっすぐな人なんですよね。で、そのまっすぐの方向が、おそらく小さい頃は違う方向のまっすぐに向いちゃってたんです。だから、それがなかなか曲げられないんだけど、いったんポコンとたたかれて軌道修正されると、そのままずっとまっすぐ進めるような。そういう人間だなと直感的に思ってます。

――違う方向にとは、いわゆる正道というか、あるべき人の道的な方向からちょっとズレちゃったという?

そうです、逸れた道に行ってたんだけれども、それを平たく言えば更生して、更生したあとは、逸れた方を向いていたエネルギーが、ちゃんと正しい方向に向けるような人なんだろうなと思っています。

――周りから干渉されてもブレない男ですか?

ぶれないですね。嫌なことは「ヤダっ!」って大声で言うし、楽しいことは、「楽しいっ!」って、大声で言う人。これは僕が考えることで、ルークが考えることではないかもしれないんですけど、それが実はチームのバランスをとってもいるんじゃないかな? って、思うんです。「おいおい、ルーク、なにやってるんだよ」って、チームの誰かがルークを止めることが、実は大事なことだった、みたいな。

――なるほど! そういう役割もありそうですね。

あと、「ルーク役」の役割で大切なのは、ルークの曲はコール&レスポンスをするんです。お客さまにソロの曲として、コール&レスポンスを投げかけるのは、ルークの曲が一番大きいんです。だからお客さまと、僕ら「ALTAR BOYZ」をつなぐというか、お客さまをステージに引っ張り上げていくような架け橋的な役割もあるなと、僕は初演を観たときから思っていて。だから、この人(ルーク)が居たから前のめりにライブに入れるみたいな部分があるので、僕は自分の殻を破らないと。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、『JERSEY BOYS』再演を経験してからの『ALTAR BOYZ』再演出演について、2008年に『エリザベート』の少年ルドルフ役で初舞台を経験してからの声変わり、19歳になって音楽大学に通っていることとミュージカルの関係などについて伺ったインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■投げられたボールを「違うよ」って“自分の方向”に持って行くのは、エネルギーを使う

■再演で自分が同じ役を演じるというのは『JERSEY BOYS』が初めてだったんです

■『GEM CLUB』で顕著に感じた、「体力的に人間の限界を超える」玉野さんの演出

■声変わり前と、声変わり後って、まったく別の楽器を持たされてるぐらい違うんです

■19歳の役を19歳が演じることって少ない。実年齢に近いからこそ出せる“なにか”を

■モチベーションがあがりまくり。お客さまもモチベーションMAXで来てもらえたら

<『ALTARBOYZ』>
【東京公演】2019年3月20日(水)~4月7日(日) 新宿FACE
※3月20日(水)21日(木・祝)はプレビュー公演
新宿FACE:新宿区歌舞伎町1-20-1 ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町7F
http://shinjuku-face.com/
『ALTARBOYZ』公式サイト
http://www.altarboyz.jp/
出演:
team GOLD
大山真志、法月康平、松浦司、常川藍里、石川新太
team SPARK
良知真次、金井成大/北乃颯希、勧修寺玲旺/米原幸佑、反橋宗一郎/和田泰右、川原一馬/山本隼也

<関連リンク>
カオス・パフォーマーズオフィス 石川新太
http://kaosperformers.tumblr.com/post/101744189477/arata-ishikawa
あらたっぷ倶楽部 石川新太 OFFICIAL WEBSITE
http://arata-ishikawa.com/
石川新太 Twitter
https://twitter.com/aratap811

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石川新太さん=撮影・伊藤華織

石川新太さん=撮影・伊藤華織

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いをきっかけとして演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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