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「多様性の理解」が成長を生む。『キッズ・ドルフィン』でレノアちゃんが泳ぎました

筆者: 松中みどり 更新日: 2019年4月25日

 

2019年3月28日から29日、和歌山のドルフィンリゾートでイルカとふれあう「いるかツアー」が開催されました。参加したのは中学3年生になったレノアちゃんこと古池玲乃愛ちゃんと、小1から中2までの7名のこどもたちです。レノアちゃんのことは、アイデアニュースの「レノアちゃんの記事一覧(⇒ここをクリック)」を参照してください。

 

「ドルフィンリゾート」のスタッフと一緒にイルカと泳ぐレノアちゃん=撮影・松中みどり

「ドルフィンリゾート」のスタッフと一緒にイルカと泳ぐレノアちゃん=撮影・松中みどり

 

 

■先生とお母さんの呼びかけ:クラウドファンディングで「いるかツアー」

 

2018年夏、Ready for というクラウドファンディングで、古池敦子さんと西田昭子さんが、『キッズ・ドルフィン』活動への支援を呼びかけました。敦子さんは、重度の障がいがあるレノアちゃんのお母さんで、フラワーデザイナー。作業所や介護施設などで講師をしています。昭子さんは、公教育を含めて約25年間子どもたちと関わり、「Free  Club」というこども支援教室を営んでいます。ふたりは、これまでの経験を活かして、2018年10月から学習、プール、いるかツアーを柱とした『キッズ・ドルフィン』を立ち上げ、個性あふれる子どもたちがともに学ぶ場所を作ることにしたのです。たくさんの人の支援でクラウドファンディングの目標額が達成され、小学1年生から中学3年生までの子どもたちが半年間、月に1回、日曜日に集まって、学習活動とプール活動を行ってきました。学習ではそれぞれの課題を持ちよって学び、午後からのプールでは水に入る楽しさを経験。レノアちゃんもすべての活動に参加しました。6ヵ月間の活動の集大成として、一泊二日の「キッズ・ドルフィン和歌山いるかツアー」が開催され、筆者も同行したというわけです。子どもたちはひとつの大きな家族のようで、まだ寒い3月末の和歌山でしたが、全員いるかと泳ぐことが出来ました。

 

 

■「勉強やプールやイルカはプロセス。個性をもつ子どもが一緒に育っていくことが大事」

 

――子どもたち全員がイルカと触れ合えましたね!

 

西田昭子さん:プール学習で、水に慣れること、水が楽しいと思えることを大事にしたんです。イルカがいるところは深いので、勇気をもってジャボン!って飛び込めることが大切だから。飛び込みやシュノーケリングの練習もしました。みんなの様子を見ていて、勇気が育ったなあと思いました。

 

古池敦子さん:仲間と一緒にすることが自信につながったと思う。うちのレノアもその一人ですけど、仲間がいるから水の中に入ることも挑戦できる。励まし合って、出来ることが増えていくんですね。

 

2019年3月29日 イルカのプールに入る前の準備をする子どもたち=撮影・松中みどり

2019年3月29日 イルカのプールに入る前の準備をする子どもたち=撮影・松中みどり

 

 

――半年という活動期間はどうでしたか?

 

昭子さん:正直に言うと、1年くらい欲しかったです。もう少し時間があったら、もっと芯から仲良くなれたと思う。私が「レノアちゃんと仲良くしましょう」と言ったら、みんなもちろんそうします。でも、子どもたちは言われなくてもそう出来るはず。この活動で目指しているのは多様性の理解なので、勉強やプールやイルカはプロセス、過程なんですね。活動を通して、いろんな個性をもつ子どもが一緒に育っていくことが大事だと思います。

 

敦子さん:いろんな個性の子どもたちが一緒に活動する場が地域にあんまりないので、レノアにどういうふうに接していいか分からない難しさは、あったと思います。みんな優しいから、毎回毎回、どうしたらレノアの思っていることが分かるんだろうとか、関わりを深めていってくれたんですけどね。同年代の中2の女の子たちの話が聞けるのが、レノアも嬉しかったみたい。アイドルの話とか、養護学校でなかなか出来ない話がレノアには刺激になっていました。

 

レノアちゃんだけではなく、子どもたち全員の冒険に立ちあえて(私もいるかと一緒に泳げて!)筆者にとっても嬉しい旅になりました。

 

 

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、古池敦子さんと西田昭子さんのインタビューの続き、「いるかツアー」のさまざまな写真、今回またしても大きな成長を見せてくれたレノアちゃんの様子の紹介などを載せています。

 

<有料会員限定部分の小見出し>

 

■かつて会話はできないと言われたレノアちゃんが、「お腹が空いた!」と言えた

 

■同学年の子や両親と行く旅行ではなく、個人参加の旅が子どもを成長させる

 

■「人に助けてもらいながら、私も活動をしていい」という気持ちが出てきた

 

■レノアちゃんのこれからの夢は「視線入力」を使ったコミュニケーション

 

 

<関連サイト>
クラウドファンディング「個性あふれる子どもたちへ共に学ぶ環境を届けたい!」
https://readyfor.jp/projects/kids-dolphin

 

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「キッズ・ドルフィン」の子どもたち=撮影・松中みどり

「キッズ・ドルフィン」の子どもたち=撮影・松中みどり

 

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<筆者プロフィール>松中みどり(まつなか・みどり) フィリピン支援ボランティア/英語講師/ライター 初めて行った外国がフィリピンで、以来かの国の人々の明るさ温かさに魅せられ、様々なNGOや支援活動に関わる。1994年からは山岳先住民アエタの教育支援主宰。コミュニケーションツールとしての英語を各地で教えている。動物好きの自称「ケモノバカ」。飼い猫は黒猫で親バカ度も加速中。 ⇒松中みどりさんの記事一覧はこちら

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