16世紀末のスコットランド女王メアリ・スチュアートとイングランド女王エリザベス一世と、2人の女王を巡って交錯する人々の思惑を描いた舞台『メアリ・スチュアート』が、2020年1月27日(月)から世田谷パブリックシアターで上演されます。演出は森新太郎さんで、出演者は、長谷川京子さん、シルビア・グラブさん、三浦涼介さん、吉田栄作さん、鷲尾真知子さん、山崎一さん、藤木孝さん、ほかのみなさんです。2019年12月10日には、制作発表会が開かれましたので、その様子を動画で紹介します。(動画撮影・岩村美佳)
こちらは、登壇者入場と紹介に続いて行なわれた、登壇者のあいさつ部分の動画です。話された順に、演出の森新太郎さん、メアリ・スチュアート役の長谷川京子さん、エリザベス女王役のシルビア・グラブさん、レスター伯ロバート・ダドリー役の吉田栄作さん、サー・エドワード・モーティマー役の三浦涼介さん、メアリの乳母のハンナ・ケネディ役の鷲尾真知子さん、大蔵卿のバーリー役の山崎一さん、国璽尚書のシュローズベリー伯タルボット役の藤木孝さんです。
<ストーリー>(公式サイトより)
16世紀末、政変により国を追われ、遠縁(父の従妹)にあたるイングランド女王エリザベスのもとに身を寄せたスコットランド女王メアリだったが、エリザベスはイングランドの正当な 王位継承権を持つ メアリの存在を恐れ、彼女を 19 年の長きにわたり幽閉し続けていた。その間、二人の女王は決して顔を合わせることはなかった。そして時は今、エリザベスの暗殺計画にかかわったのではないかという嫌疑がメアリにかけられ、裁判の結果、彼女には死刑判決が下されたのである。スコットランド女王メアリと、イングランド女王エリザベス一世の対立を縦軸に、二人の間を奔走する、 メアリに恋心を抱く 青年 モーティマーや 、二人の女王から寵愛を受ける 策略家のレスターをはじめとした数多の男たちの駆け引きを横軸に、 刻一刻と迫る処刑の前で裁判を不当なものとして己の正 当性を訴えるメアリと、 その処刑を決行するか否かと心乱れるエリザベスの苦悩が描かれていく。その姿を一目見、その声を一度聴けば、誰もが心を許したくなるといわれる女王メアリ。メアリを救いたいと願う男たちは、メアリをエリザベスに一目逢わせれば、エリザベスの頑なな思いも氷解するのではないかとその機会をさぐる。果たして二人の女王は初めての対面を果たすことができるのだろうか?
※アイデアニュース有料会員限定部分には、膨大なセリフの応酬となるこの作品について、演出の森さんが「舞台上は役者の肉体と頭脳しかないぐらいストイックに作って行きたい」というお話が出るなどした、制作発表の質疑応答とフォトセッションの一部の動画(13分50秒)を掲載しています。
<有料会員限定部分の小見出し>
■『メアリ・スチュアート』制作発表より質疑応答とフォトセッションの一部の動画(13分50秒)
<舞台『メアリ・スチュアート』>
2020年1月27日(月)~2月16日(日) 世田谷パブリックシアター
公式サイト
https://setagaya-pt.jp/performances/marystuart20200102.html
<スタッフ/キャスト>
【作】フリードリヒ・シラー
【上演台本】スティーブン・スペンダー
【翻訳】安西徹雄
【演出】森新太郎
【美術】堀尾幸男
【照明】佐藤 啓
【音響】藤田赤目
【衣裳】西原梨恵
【ヘアメイク】鎌田直樹
【演出助手】平井由紀
【舞台監督】瀬﨑将孝
【出演】
長谷川京子 シルビア・グラブ 三浦涼介 吉田栄作/
山本亨 青山達三 青山伊津美 黒田大輔 星智也
池下重大 冨永竜 玲央バルトナー 鈴木崇乃 金松彩夏/
鷲尾真知子 山崎一 藤木孝
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